メイキング オブ Yoga as Medicine

先日、Yoga as Medicine 日本語版出版に向けて最終の打ち合せを行いました。 
(とはいうものの、出版はもう少し先になりそうです。)

読者の方々が読みやすいように、太ももを大腿(だいたい)と表記するか、太腿(ふともも)と表記するか、太股、ふとももと表記するか等に至るまで、議論が交わされます。
翻訳本はどんな良書でも、ともするととても難解で意味が結局分からない、という訳本になりがちですが、そうならないために参加者みんなで知恵を出し合っています。

多くの方々がこの本を手に取り、ヨガを始めてみようかな、というきっかけにしていただける本として出版を目指します。楽しみにしていて下さいね。

2010.03.16 Tuesday 08:02 | Yoga as Medicine | comments(0) | trackbacks(0)

Yoga as Medicine 予約受付開始します

待望の日本語版2010年刊行予定の「Yoga as Medicine」の予約サイトが出版元のバベルプレス内にオープンしました。初版1,000部となります。
チーム一丸となり、できるだけ読みやすい日本語版の出版に力を注いでおります。
皆様のご予約をお待ち申し上げております。
http://www.egaiasyoten.com/animal/yoga.htm 


(こちらのサイトからは中身は検索できません:ご了承ください)
2009.12.19 Saturday 10:18 | Yoga as Medicine | comments(0) | trackbacks(0)

2010年4月、日本語版刊行予定ではありますが・・・

Amazonで、キャンペーンのお知らせが届きました。今なら配送料無料なそうです。
でも、よく考えたら、元々の本の値段で、送料無料でした。ごめんなさい。
 

ティモシー先生には悪いですが、どうか日本語版の方の刊行を楽しみにして、ご予約をいただけるようですと幸いです。初版1000部ですので、ご予約はお早めに。。(秋から募集させていただきます。)


2009.09.15 Tuesday 18:19 | Yoga as Medicine | comments(2) | trackbacks(0)

メイキング オブ Yoga as Medicine日本語版 : 発売まで

 Yoga as Medicine 日本語版発売まで、時々メイキングオブ情報をお届けします。
 翻訳チームの第一稿が出来上がり、最終チェックに入っております。
初版は1,000部のみですが、多くの方々に実用書として読んでいただけるよう、わかりやすい訳文にしようとガイドラインを作りました。楽しみに待っていてください。
2009.09.12 Saturday 15:54 | Yoga as Medicine | comments(0) | trackbacks(0)

Yoga as Medicine 現地での評判

北米で大人気の雑誌Yoga Journal の医療編集者を務めるTimothy McCall 医師によるYoga as Medicineに対し、Amazon.comに寄せられている書評は23にものぼり、いずれも好意的(☆5つ)であり、専門書としての内容の深さと、参考書としての解説のわかりやすさに高い賞賛の声が寄せられています。医学的、科学的知識をもたない人々にとっても実用書として喜ばれ、ヨガに治療的効果を期待する人々が確信を持って研究と実践を重ねていくための手引書だと言われています。
Yoga JournalでもTimothy 医師の専門コラムは人気を博し、わかりやすく説得力に富んだ内容が彼の代表作である本書をより有名にしているようです。彼は本書執筆後も精力的にインドや北米各地を飛び回り、取材ならびに研究を重ねています。そして、彼自身が自らヨガの実践者であることがアメリカの読者から絶大なる信頼を得ている理由の一つだと思います。
2008.08.17 Sunday 16:23 | Yoga as Medicine | - | -

治療としてのヨガのこれから:Yoga as Medicine あとがき

ヨガが人々の健康問題を解決できるであろう可能性に注目しているのは愛好者だけではありません。医療費削減に向けて動き出している政府や保健機関、そしてなんと保険会社までがヨガの持つ効能に真剣に着目しているのです。これから我が国で解剖学や身体学などのバックグラウンドを持つ医師や看護士、リハビリ療法士など、ヘルスケアのプロフェッショナルが治療のためのヨガを学ぶことはとても有益でしょう。ほとんどのヨガ指導者はこれらの知識を有していません。より深い研究がなされることで、医師たちの間でのヨガに対する認識がより正当化されると期待しています。それにより、さらに科学的根拠に基づいた研究が進められることでしょう。しかしこの研究はあくまでヨガの実践を第一に尊重すべきです。多くの研究結果に基づき、治療としてのヨガの手法をフォーマット化、標準化することは簡単ですが、私が観察する以上、セラピーとしてのヨガが最も効果を発揮するのは患者さん一人一人に対しオーダーメイドされたプログラムにあるように思います。実地の経験に科学的根拠を持ち込む地道な努力の蓄積により、科学的根拠の盲信ではない、説得力のある研究結果が人々に届けられますように。
2008.08.17 Sunday 16:21 | Yoga as Medicine | - | -

始めること、続けること : Yoga as Medicine 第七章

あるとき、今までできなかったことが突然できるようになることもあります。ヨガは始めること、そして続けることで効果が期待できます。教室で学ぶヨガから始める人が多いと思いますが、そこから自主トレーニングの方法を確立することで、もっと毎日の生活にヨガを取り入れやすくなります。着るものや、ヨガをする時間、家にあるもので使える道具などにも工夫しましょう。また、ヨガの実践を通じ人生が好転していく過程は、ありのままを受け入れ、志を抱き、練習を重ね、変化に気づくというサイクルの繰り返しとも言えるでしょう。ヨガを健やかに毎日を送るための日課にしましょう。それには、あまり気負わないことも大切です。長い目で、無理のない範囲で続けていくことが大切です。
2008.08.17 Sunday 16:12 | Yoga as Medicine | - | -

様々なヨガのスタイル : Yoga as Medicine 第六章

万人に適した練習方法というものは存在しません。長い歴史をもつヨガには多彩な流派、スタイルがあり、それぞれに秀でたところがあるものです。実践を通じて初めて、どの方法が自分に最もあっているかがわかってくるものです。呼吸法や瞑想法、ポーズやクラスのフォーマットなどはヨガのスタイルによって大きく異なることがあります。安全にヨガを行なえるにこしたことはありませんが、ヨガの中には怪我と隣り合わせになりうる流派があるのも事実です。あなたに適したヨガはあなた自身が安全にヨガを楽しめると思えるヨガだと言えるでしょう。また、自分にあったヨガの先生を見つけることも大切です。優れた先生を見つけることは簡単ではありませんが、判断材料としてきっと役に立つポイントを紹介しましょう。トレーニングの仕方、ヨガの経験、評判、柔軟な対応ができるかどうか、どんな哲学を以て教えているか、そしてやる気を引っ張りだしてくれるかどうか、です。
2008.08.17 Sunday 16:11 | Yoga as Medicine | - | -

健康管理とヨガ : Yoga as Medicine 第四章

ヨガは予防医療や代替医療としてひとくくりにされてしまうことが多いのですが、従来型の西洋医療と予防・代替医療に代表される統合医療との間ににはどのような線引きがなされているのでしょうか。最もわかりやすい分け方は、還元主義的な治療法をとるか統合的なアプローチを用いるか、ということでしょう。これまでの西洋医療でとられてきた還元的な手法では、薬や手術によって症状のもととなるファクターを取り除くことで「病気でない状態」を目指します。それに対し、東洋的な考え方を取り入れた統合医療においては精神、身体、環境の程よい調和を目指し、与えられている条件において最良のクオリティ・オブ・ライフを得ていることをよしとします。ヨガは今日、統合医療の代表的な処方箋の一つとして確かな期待を集めています。
2008.08.17 Sunday 16:08 | Yoga as Medicine | - | -

ストレス緩和とヨガ : Yoga as Medicine 第三章

ストレスは100%悪いものと言い切ることはできませんが、事実、私たちの健康状態にかなりの影響を与えると言われています。例えば、コルチゾル(副腎から分泌されるストレスホルモン)はストレスからくる病気において非常に高い数値を示します。ヨガがこれらの病気に効果があるという可能性を示す実例として、この数値を下げるという研究結果が発表されています。また、ゆっくりとした深い呼吸が神経をリラックスさせストレスを緩和させることはよく知られています。また、シャバアサナ(最後のリラクゼーション)や瞑想を通じ、日々の生活の中にあえてリラックスする時間をとる、ということもヨガがストレスに対してできることの一つではないでしょうか。

2008.08.17 Sunday 16:07 | Yoga as Medicine | - | -