7つの穴のどれかを閉めて

加島祥造先生の「TAO - 老子」を読んでいます。

第五十二章「帰元」

「人には目鼻耳口という穴があいているが、この7つの穴をいつも開けて、外の刺戟ばかり追っていたら、心も身体もやがては消耗しちまう。時にはその穴のどれかを閉めて、母親のところに戻るがいい。そうすれば身も心も長持ちするんだよ。」 

お腹に子供を身ごもった今でも、確かに穴をふさいで母親の胎内に戻れたらどんなに楽かと思うことは多々あります。
2010.04.25 Sunday 10:57 | 素敵なお話 | - | -

出る月を待つべし。散る花を追うことなかれ。

慶應ビジネススクールの先輩のブログにとても素敵な言葉を見つけました。
「出る月を待つべし。散る花を追うことなかれ。」(中根東里)
http://ameblo.jp/kazzmaeda/ 

(下記、先輩のブログより抜粋させていただきました)
月と花を対比させ、それも太陽ではなく、月。 
刹那的な「散る花」を好みがちな我々には、特にこの桜の時期には、ますます感慨深くなってしまうようです。 きれいな花であっても散ってしまう。散っていく花のことをいつまでも追い続けるより、これから出てくる月を待ちなさい。
つまりくよくよとせず、新しいものに目を向けなさい。といった意味かと思います。

東京の桜もいよいよ満開。桜を観るたびに、嬉しくなり、そしてちょっぴりさみしくなりますが、この詩はそんな気持ちの背中を押してくれる気がします。しばらくご無沙汰している方々とも、毎晩の月を楽しみに前向きな気持ちで暮らしていれば、毎年桜が咲き続けるように、またいつかきっとお会いできる、そう信じられる力をもらえるような気がします。
2010.04.05 Monday 08:31 | 素敵なお話 | - | -

ごみ屋敷を観て:手放す練習、寄り添う練習

NHKスペシャル「ごみ屋敷」を観て思ったのは、
ごみ屋敷はゴミを溜め込んでしまう人だけの問題ではなく、日本全体が人を無気力、孤独に追いやらない社会を目指していかなくては行けないということ。 

裏を返せばごみ屋敷は、人々が疲れ、希望をなくし、無気力、孤独に追いやられている社会の映し鏡なのだと思う。

ヨガは何を伝えられるでしょうか。ヨガ、とりわけリストラティブヨガには「手放す練習」「寄り添う練習」という側面があります。

2009.12.03 Thursday 08:29 | 素敵なお話 | comments(0) | trackbacks(0)

福利厚生は自分たちで

先日、主人の職場のフットサルの練習についていきました。自然発生的に生まれたフットサルチームは、試合結果だけにとらわれず、時々集まってはいい汗を流しています。

過酷な労働条件の中働くストレスを、和気あいあい、実に見事に発散させています。その姿を見ながら、もしかしたらこれが福利厚生としては理想的なあり方なのかも、、と考えてしまいました。

会社が用意したプログラムではなく、やりたいことを自分たちで始め、自主管理で楽しむ。ヨガも一度覚えてしまえば、内輪で楽しめます。しかも道具もいらない!そんなことを考えている矢先、7月6日(月)放送予定のNHKクローズアップ現代は面白そうです。

NHKのサイトより:サイクリング・ブルース(仮題) 

自転車ブームと言われる今、「自転車」に乗ることに生き甲斐を見出し、楽しく、充実した人生を送る人たちが増えている。先月、福井県で2000人が参加して50キロから210キロを走るイベントが開かれた。年齢も性別も違う様々な人たちがチームを組んで参加するこのイベント。愛知県の8人で作るチームは、60代の年金暮らしの人や自動車工場で"派遣切り"にあい、仕事を探している30代の男性などがメンバー。また、障がいがある息子と一緒に参加した40代の夫婦は、親子一緒に走りきることを目標に参加した。不況で暗い世の中にあって、かけがえのない人たちと共通の楽しみを見出した人たちの輝く姿を見つめる。 

職場のストレスはもしかしたら、ちょっとしたきっかけさえあれば、もっと「プロアクティブ」に、自発的に発散していけるかもしれません。
2009.07.05 Sunday 17:51 | 素敵なお話 | comments(0) | trackbacks(0)

柳に風は英語でなんという?

柳に風」の英語訳を調べてみました。
折るより曲げたほうがよい(折れるより曲がった方がまし)
Better bend than break
この英語のことわざは、一般には「何か対立する時に、妥協する事で、困難をしのぐように」等の意味で使われます。時には妥協を許さない事が、この人生では起きますが、妥協できるときは、折らずに曲げてみましょう。   
日本語には、「柳に風」があります。強い風に対しても曲がる事で、柳や竹のような木は耐え抜きます。この日本語は、いやな事等を聞き流して、何もなかったかのように、やり過ごしてしまう、柔軟な対応などを表現します。
2008.08.17 Sunday 19:15 | 素敵なお話 | - | -

Love in Any Language

セラピーヨガのクラスメイト、T J (ティージェイ)がクラスの最後に歌ってくれた歌です。

Je t'aime, Te amo, eek lee ba dee, on e over othka, aishte imasu.
The sounds are all as different as the lands from which they came
and though our words are all unique our hearts are still the same.

(Chorus)
Love in any language straight from the heart.
Pulls us all together, never apart,
and once we learn to speak it all the world will hear.
Love in any language, fluently spoken hear.

We teach the young our difference, yet look how we're the same.
We love to laugh, to dream our dream. We know the sting of pain.
From Lennon Grad to Lexington, the farmer loves his land,
and daddy's all get misty eyed to give their daughters hand.

Chorus repeats
2008.08.17 Sunday 19:08 | 素敵なお話 | - | -

Palm Springs の秘密

Palm Springs がリゾート地として人気があるのは、暑すぎて花粉症がないからなのだそうだ。花粉症の元になる植物が暑すぎて生きられないのだそうです。しかし暑い!リゾートホテルが沢山ありますが、周りは見渡す限り砂漠と山なのです。
パームスプリングの紹介はこちら
http://www.usatourist.com/Japanese/places/california/palmsprings.html
2008.08.17 Sunday 18:58 | 素敵なお話 | - | -

畑仕事への参加

諏訪雄一さんが主宰される子安の里(永田農法)の畑仕事に参加させていただいています。
永田農法とは
http://www.geocities.jp/skyfarm_3192/nagata10.html

土を、森を、畑を、海を見たのがすごく久しぶりでした。ずっと都心をでなかったことに気づきました。長靴を履いて軍手をはめて、鎌を持って草むしりをすること15分で、スポーツやサウナでは得られない汗が溢れ出します。小学校の頃、タオルを背中に入れて山登りの遠足に出かけた感じ、頭から湯気が出ているのでは、とすら思います(思わず出てる?と聞いてしまいました)目の前にある雑草と黙々と格闘しながら、森田療法という私がヨガを教えている大学病院に療法センターがあるセラピーのことを思い出しました。精神的な病の治療に用いられる作業療法。目の前の単調な作業に没頭すること、しかもそれが自然を相手にした営み、だとすればやはり人としての原点に立ち返ることでもあるのかな、と思いました。作業のあとに食べたおにぎりの美味しかったこと。

じゃがいもが土の中に埋まっていたのを掘り出し、並べる。
諏訪さんの本に書いてあった一節を思い出した。
来てよかった。生きていれば、どうしようもないことがあってあたりまえなのだ。

小学館「おいしさのつくりかた」より
自然は私たちの頭で考えているようにいかない。ということ。実は、今の生活の中で、そのことを体感することの意義は、とても大きいと思う。テクノロジーの発達で、我々の生活は冷暖房完備の住居に始まり、自然の影響、とりわけ変動を受けない暮らしにシフトしている。あたり前のことだが、石器時代から見れば、私たちはどれだけ自然から分離してきたことだろう。しかし、ここに落とし穴がある。我々も地球に生まれた生命である以上、どんなに科学が発達しようと自然界の揺らぎから完全に逸脱することはできないのだ。そのことをややもすると忘れて、全てが頭脳で描いた通りにいくのだ、いかせなくてはいけない、いくはずだ、と錯覚してしまうことがある。家庭菜園という笹稲葉ではあるが、野菜を作っていて体験する様々な出来事は、「我々は自然の中で生かされていて、どうしようもないことが沢山あるのだ」ということをあらためて認識させてくれるのである。

2008.08.17 Sunday 18:52 | 素敵なお話 | - | -

無理をしなくていいスポーツ

無理をしなくていいクラス、実はもう一つ私の心を支えてくれた、ある先生の言葉があります。都内の男性の先生なのですが、「僕がヨガの先生になったのは、ヨガだけが唯一「無理をしないことがほめられる」スポーツだからなんだよね。なんて素敵なんだ、と思ったんだ」頑張らない方がほめられる、素敵なスポーツ。頑張って(矛盾していますが・・・)続けてみようかなあ、と思ったのでした。
2008.08.17 Sunday 18:36 | 素敵なお話 | - | -

彩り:ヨガが誰かを幸せにできますように

自分の取り組む小さな仕事が、めぐりめぐって誰かの笑顔を作れたら、と思う曲です。
Mr. Children 「彩り」
http://jp.youtube.com/watch?v=otVpsAMJO10&feature=related

2008.08.17 Sunday 18:27 | 素敵なお話 | - | -