先日、生徒さんからいただいたお便りで、皆様にぜひお伝えしたい内容がありましたので、下記ご紹介させてください。(本人のご了承は得ております)
医療従事者は、自分を後回しにする仕事中毒の人がとても多いです。
やりがいもあり、使命感や充実感もあるため、
自分がぼろぼろになっても、倒れるまで気づかず働いている人達もいます。
人のケアの前に自分のケア、が大切なのはわかってはいるのですが、
患者さんに規則正しい生活の説明をしながら、医療者自身が一番ひどい生活をしていることもあります。
「自分を優先」ということが、タブー視されている一面もあります。
(使命感に頼らないと成り立たないような、医療の人手不足が一番危ないのですが…。)
医療従事者こそ、『アンビバレント(矛盾/葛藤/二律背反)』な存在なのかもしれませんね。 「疲れている」という実感のない人に、「自分を大事にする」ことを気づいてもらうには、
本当に時間と根気が必要だと思うのですが、自分のできることから少しずつ、ヨガの学びからいただいた「心地よさ」を
広げていけるような活動を始められたら…と考えています。
医療従事者の方に限らず、自分を大切にする練習が必要な時代です。
私たちはきっと自分が思う以上に疲れているのです。疲れているから、麻痺してしまう。
充実した人生を歩むためにも、勉強だけでなく「休むことの大切さ」を子供の頃から学べるような教育も必要だと思います。