自転車にのったあと5分間のポストストレッチ

我が家のサイクリストさんは「サイクル・ヨガ」で楽しい自転車ライフを送っています。長いライドから帰ってきたあと、5分間のストレッチで酷使した筋肉を休め、リストラティブヨガで心の興奮も鎮めます。

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主人の友人など、男性の初心者の方にヨガを教えるのは楽しいものです。素朴な疑問、生の声が聞こえてきます。例えば・・・

ハッピーベイビーのポーズをしながら「これができるようになると、何かが吹っ切れるよね・・・」

リストラティブヨガをやるとどこに行けるの?「15分であっちに行って帰って来れますよ」「あっちって?」「ああ、ニルヴァーナ(理想郷)ね」」「じゃ、5分だと?」「ガンジス川で沐浴ぐらいかな」(と、主人)「俺、それでいいや」

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リストラティブで、アイピローを乗せたとたん「不安だよー」「毛布にくるまってないと寝られないんだ!」タオルケットをかけてあげると「ああ、安心した」そしてスヤスヤ。

ちなみに我が家の小さいヨギーの最近のお気に入りは「ナマステー」と「ライオンのポーズ」です。何でも親のやることを真似したいんですね。

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2011.10.30 Sunday 08:45 | - | - | -

Narrative Based Medicine ( ナラティブベイスドメディスン)

ヨガセラピーの切り口も Narrative Based Medicine (ナラティブ・ベイスド・メディスン)となります。ナラティブとは物語、患者さん生徒さん一人一人の人生の物語と共にヨガというセラピーがあるのです。 

下記推奨書籍でご紹介した本も、心臓にも物語がある、というお話でした。
2011.10.25 Tuesday 17:47 | ナラティブベイスドメディスン | - | -

ヨガセラピーの課題図書

リストラティブヨガの恩師であるJudith先生より洋書で課題が出ましたが、日本語訳もあったので(嬉)ちょっと楽をして日本語の方から読み始めています。

2011.10.25 Tuesday 13:56 | 推奨ヨガ書籍 | - | -

職場のメンタルヘルス対策義務化=臨時国会で法改正へ―厚労省

(今朝のニュースより)小宮山洋子厚生労働相は24日、事業者に対し医師などによる従業員のメンタルヘルス(心の健康)チェックを義務付ける労働安全衛生法の改正案要綱を労働政策審議会に諮問した。労政審は同日の安全衛生分科会でこれを了承し、原案通り答申。改正案は今臨時国会に提出され、来年秋にも施行される見込みだ。  厚労省は「東日本大震災を契機にメンタルヘルスが不調に陥る人の増加が懸念され、予防対策を充実させる必要がある」としている。  仕事上のストレスが原因でうつ病などになる人が増えていることから、改正案は全従業員の精神状態の把握を事業者に義務化。検査結果は医師や保健師から従業員へ直接通知し、本人の同意を得ずに事業者に提供することを禁じる。  従業員は希望すれば医師の面接指導を受けられる。事業者は面接指導を申し出た従業員に対し不利益な扱いをしてはならず、医師の意見を聞いた上で、必要であれば勤務時間の短縮や職場の配置転換などの改善策を取ることを求められる。  改正案にはこのほか、職場の全面禁煙か空間分煙を事業者に義務付ける受動喫煙防止対策も盛り込んだ。

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心の健康は数値だけでは表せないこと、予防対策の前に「堂々と休める時間を作ること」あるいは「ちゃんと心と身体を休める時間を持つという義務」も検討してほしいです。
セラピーの仕事は、チェックリストを見て「はい、処方箋」というものではないと思うからです。
2011.10.25 Tuesday 13:51 | - | - | -

整体学の勉強

昨日は整体学の勉強に行ってきました。片山洋二郎先生から直接授業を受けられる、またとない機会でした。整体ではないのですが、先生がとても素敵なアドバイスをくださったので紹介します。

(1) 子供がまだ言葉を話せなくても、指を指して何かを示すときは、それはもう言葉なんです。だから、指を指した方を見てあげると子供は落ち着きます。そして、子供の頃にちゃんと親にそうやって言葉のやり取りをしてもらったかどうかがその子の将来にとても影響しますよ。

(2) 主人が徹夜の仕事で、プロジェクトが終わると回復に数日かかるんです、見ていて辛そうでという相談に「すぐ疲れが来るのはむしろいい証拠。疲れたら緩みたがるという身体の反応です。むしろたまには風邪とかぎっくり腰とかもやってもっと緩む時間があった方が身体のためにはいい(笑)」

びっくりしました。Judith先生が教えてくれたことと共通しているからです。つまり

(1)'「人でもモノでも、ちゃんと相手に注意を払って心を込めて応対しなさい。それをないがしろにしてはいけませんよ。それがマインドフルネスということです」

(2) ' 「現代人に一番不足しているのは深い休息です。忘れてはならないのはヨガとは自分に対する思いやりの行為です。ヨガの現場ですらそれが忘れられていることがあるのは悲しいことです。ちゃんと自分を休ませる時間を自分のためにとってあげることから始めなさい。」

先生はとても優しく穏やかな方でした。授業の内容もとても勉強になり、たくさんノートをとりました。
2011.10.21 Friday 08:09 | - | - | -

EMCL対策にヨガ

今日のNHKためしてがってんで「EMCL」という脂肪が筋肉を霜降りにし、たるみを招くということをやっていました。筋肉の収縮をしないと増えていく脂肪だそうです。
そう言う意味でも筋肉を収縮させる日常習慣が身に付くヨガはいいですね!
歩幅が広いのはとてもいいことらしいのですが、ヨガで股関節の可動域がアップすれば歩幅も大きくなりやすくなります。なにより、ヨガで犬のポーズから足を一歩前に踏み出す、という行為は、超大幅な一歩と言えます。それを練習の度にやっていれば、とてもいいEMCL対策になるはずです。
番組で紹介されていたスロー腹筋はまさにブリッジ(橋)のポーズ。二の腕対策の腕立て伏せは膝をついたチャトランガです。心を込めてゆっくりやることが大切です。
これからは美しい40代のためにもヨガですね。
2011.10.19 Wednesday 20:25 | - | - | -

ティモシー先生からのお便り

今回のティモシー先生からのお便りは「ヨガは補完・代替医療のメインストリームになってきているのだろうか」というテーマでした。

ヨガセラピーはこれまで予防医学や補完代替医療として「健康問題を解決する」ことに光が当てられていましたが、最近の傾向として「痛みの緩和」というトピックが注目を集めているとのことです。これは無論「身体の痛み」のみならず「心の痛み」も指すのでしょう。震災を経験した日本人である私たちにとっても同感を覚える流れだと思います。

また、骨粗鬆症についての研究もおよそまとまってきました。10分の簡単なヨガで骨密度がアップするという結果がきちんと臨床でまとめられつつあります。これまでこのような研究では「一時間のヨガ」などという使い方が多かったのが、短時間でもちゃんと結果が出ると言う点も評価されてきていると言えます。

アメリカでは一般人の63%が補完代替医療を活用しているのに対し、健康の専門家たちの76%が補完代替医療を取り入れているという統計が出ているそうです。2011年はプライマリーケアに癒しというオプションが登場していることも注目に値します。

また、ティモシー先生のワークショップに参加する年代にも変化が出てきているとのことです。以前はベテランのヨガの先生や医師が多かったのに対し、最近はとても若い医師の卵たちやヨガの先生が学びに訪ねているとのことです。
2011.10.14 Friday 17:01 | Yoga as Medicine | - | -