ご心配をおかけしました:業務再開のお知らせ

主人の祖父の葬儀を終え、福岡より戻りました。業務休業中はご不便をおかけいたしましたことお詫び申し上げます。

あらためて「家族とは、生むこと、育てること、共に成長すること、看取ること、葬ること、そして忘れないこと」なのだと思いました。
2011.02.26 Saturday 10:29 | - | - | -

休業のお知らせ

主人の祖父が今朝安らかに息を引き取りました。今日は主人の誕生日でした。
ご不便をおかけいたしますが、一週間業務をお休みさせていただきます。

岡部 朋子
2011.02.19 Saturday 10:03 | - | - | -

毎日の産後のヨガで:自分へ語りかける今月の言葉

航一が生まれてから毎月こんなマントラをテーマにヨガをしています。特にこれといったポーズをしなくても、航一と一緒に休みながら、自分に言い聞かせるだけの時もあります。
みなさんがお母さんなら、どんな言葉を自分にプレゼントしますか?

ヨガと共に楽しい産後:母になった自分への言葉/今月は?

一ヶ月:なんて、赤ちゃんって不思議な存在。不思議、不思議・・・  
二ヶ月:一息ひと呼吸ごとに、私の疲れは和らいでいく。 
三ヶ月:大丈夫、大丈夫、何とかなる。 
四ヶ月:いつもそうだとは限らない。何事もケースバイケース。
五ヶ月:悩み事、悩み事、飛んでいけ〜。 
六ヶ月:一日3ポーズのヨガが、私の一日を変えてくれる。だからやってみよう。 
七ヶ月:呼吸を意識してみよう。たくさん吐けば、今日一日のストレスをきっと減らしてくれるから。 

これからの予定です。

八ヶ月:20分間、いつもよりたくさん航ちゃんと遊ぼう。そして、本当は20分でやろうと思っていたことは、この際なしにしてしまおう! 
九ヶ月:私をよしよしする時間もちゃんと取ろう。 
十ヶ月:やっと赤ちゃん、10ヶ月。お祝いに、腹筋10回、腕立て10回やって、お風呂でさっぱり、機嫌良く歌を歌おう。 
十一ヶ月:足を天井に向けてあげて、5分間休もう。 
十二ヶ月:一年お母さんになって頑張った。お祝いに、これからは毎週二回お昼寝をしよう。
2011.02.19 Saturday 09:05 | マタニティ・ヨガ | - | -

リラックスとはありとあらゆる制約を外してあげること

リストラティブヨガデとても大切にされる考え方が「リラックスとは、ありとあらゆるForce ( 強制、制約 )から自由である状態をつくりだすこと。」心理的制約、身体的制約、社会的制約、金銭的制約、私たちは様々な制約に縛られて生きています。皆さんにはどんな制約がありますか?

先日、プライベートのブログの方に紹介した航ちゃんの誕生日の写真ですが、腕を押さえつけられ、目の前にケーキがあるのに止められ、まだ早いよと言われ、、、かわいそうに、制約だらけでリラックスどころではありません。

2/13の日記より:http://luna-works.jugem.jp 

流れに逆らいながら生きることこそ、苦しみの根源です。心が乱れたり、悲しくなったり、何かを不安に感じたりしたら、自分に問いかけてみましょう。今私は何かに逆らおうとしていないかと。原文:Judith H. Lasater 著「A Year of Living Yoga」より訳文 岡部 朋子

航一7ヶ月の誕生日のお祝いのとき。毎月航ちゃんの誕生日を祝う真心でケーキをいただく私たち。母が岩手から「タルトタタン」を買ってきてくれた。

航ちゃん、手を出したいのに、制止される。辛かろうに・・・。人生勉強だよ。


2011.02.14 Monday 10:15 | - | - | -

箱の中身

昔卒業した慶應ビジネススクールがNHK白熱教室に登場。今日のテーマは「女性と管理職のキャリア」でした。授業の最後の小話が、心に残りました。ちょっとヨガ的でもありました。。 

昔、禅の偉い人が弟子に「お前が人生で本当に困ったときに、この箱を開けなさい」と言って、箱を残したそうです。お弟子さんはとても困ったときもあったけど、なんとか頑張って生きて、その箱を同じようにお弟子さんに託したそうです。そして、数世代、その箱は渡されつなぎましたが、ある時のお弟子さんがついにその箱を開けてしまったら、その箱には「心配するな、なるようになる」と書いてあったそうです。 

頑張って、箱を開けずに次の人に渡せるような人に、私たちはなりたいものですね、という授業でした。 

また、キャリア云々の話では、全てを奪われても自分の中に残る価値観が、30代後半には収束していく、それは自分の外にあるもの(肩書きとか、名声)ではなく、自分の中にあるものなんです、というお話でした。これもまた、ヨガ的だなーと思いました。もしかして、ウォールストリートでも今やヨガスタジオがビジネスマンの聖地になっているように、ビジネススクールでもヨガが次のトレンドなのでしょうか?
2011.02.13 Sunday 19:09 | 素敵なお話 | - | -

多発性硬化症の不定愁訴の改善にヨガ

メディカルヨガでも第26章(448ページ)に多発性硬化症のためのヨガが紹介されています。非常に難しい病気といわれるこの症状につきものの不定愁訴を改善するための事例が載っています。

私も先日、多発性硬化症で左の手足が思うように動かない12歳の女の子が自宅でお母さんと楽しめるヨガ・プログラムを一緒に考えました。 

「メディカルヨガ」は世界各国でヨガセラピーの手引きとして読まれている本ですが、これからヨガセラピーを学んでいきたいという方にお伝えしておきたいことがあります。それは、この本の中に出てくるポーズ = 各症例の処方箋 ではないということです。

先日、「二日酔いのためのヨガ」でも書きましたが(リンクしています)どのポーズが何に効く、という話ではないのです。ヨガを始めながら、普段の呼吸が深くなったり、運動の習慣がついたり、あるいはその日一日だけでも、心と身体をゆっくり休めることができたり、といったもっと複合的な効果として、ヨガは体調を整え、不定愁訴を緩和したり、自律神経の不調を整えたりすることができるのです。

実際にどんなポーズを続けていけるか、は、実際に生徒さんとゆっくり話をして、その生徒さんのフィットネスレベルを見ながら策定していくものであり、電話やメールで、これやこれをやればいいでしょう、というものではありません。ですからどんな身近な方でもいいので、まず直接お会いできる方が毎日続けられそうなヨガのメニューを組んであげることが、何よりの勉強であり第一歩だと思います。私たちが普段ヨガ教室でやっているこういうポーズも、実は大変なんだ、ということに気がつくことも、大きな学びです。

そして、特にお子さんの場合、お母さんや兄弟の方も一緒にできるようなプログラムとして覚えていただくのも大切です。理由は単純、一人でやるより、みんなでやった方が楽しいからです。

手引書は手引書として参考にしながら、これならできるかな、これはきついかな、と、生徒さんの顔をきちんと見ながらメニューを組んでほしいと思います。
「このポーズ、気持ちいいから好き」と笑顔で言ってもらえると、なんだか私の方が癒されてしまいます。

ちなみに、12歳の女の子のお気に入りのポーズは、お母さんと手をつなぎながら仰向けになり、ソファに足をあげて胸を開いて深ーく、ゆっくり呼吸するリストラティブのポーズでした。もう一つは、お母さんとイスに座って向かい合って、息を吸って胸を反らし、息を吐きながらおへそを見る、イスを使ったキャット&カウのポーズ。呼吸筋がほぐれて、深い呼吸ができるようになると、自律神経の働きも整ってくるよ。楽しみながら続けていこうね!
2011.02.13 Sunday 10:22 | 多発性硬化症とヨガ | - | -

家族とは:忘れないこと

「美楽」という雑誌をご存知だろうか。病院においてあることが多い。今月号にとても印象深い記事があった。ヤンキー先生こと義家弘介さんのだ。ある医師の言葉に、自分の家族像がひとつになったというのだ。
「そもそも家族とは、生むこと、育てること、共に成長すること、看取ること、葬ること、そして忘れないことである。」
皆さんはこの医師の言葉に何を感じるでしょうか。


2011.02.11 Friday 23:46 | - | - | -

2011夏:ヨガリトリート in ブータン

国民総幸せ指数世界一の国、ブータンにヨガの本質を探しにいきませんか?
ツアーのサイトがオープンしました。

2011.02.11 Friday 22:13 | ヨガツアー in ブータン 2011 | - | -

次世代の価値を高めるもの:生きる希望を持った人々

仕事の間、母が航一を見ていてくれるのに甘え、先日久しぶりに主人と映画を観に行きました。観に行ったのは、封切りになったばかりのオリバーストーン監督の「ウォールストリート」。23年前の作品は、ビジネススクール時代、ファイナンスを専攻していた私は何度繰り返して見ました。

私がMBAの学生だった頃、夢見ていたのはまさに今回の作品で主人公のジェイクがしているような仕事です。次世代のテクノロジーにお金を集め、育てる仕事。言うなれば、次世代技術先行投資。今の時代ならクリーンエネルギー。それゆえ、この映画のストーリーはなおさら感慨深かったです。

卒業後、実際の社会を旅しながら気づいたこと。
お金は取引されるから動く。膨らむ。はじける。とてもバーチャルだということです。

そして技術の流れ。テクノロジーはどんどん私たちの生活を便利にしていきます。便利というのが、マルチタスクで効率よく物事を処理していくことであるなら、プロセッサーの性能が良くなればよくなるほどいいのです。私たちが向かう先は、限りなく便利な生活なのでしょうか。私はヨガを学んで「シングルタスク」の贅沢さを知りました。携帯電話やパソコンを使いこなしているつもりが、実は一日の大半を機械に使われ、マルチタスクやネットワークによって24時間つねにつながれている生活。本当の意味で一人になって自分のことを考える時間の取れない生活。どんどん便利になっても、幸せはそこにはないような気がします。幸せがあるのは、自分が生きている意味、生まれてきてよかったということを確認できたとき。それは、どんなにiPhoneの機能があがったとしても、機械の操作に忙殺されている生活にはないと思うのです。

もちろん、私たちの生活にテクノロジーは必要です。洗濯機が有るから、家事の手間は格段に軽減されます。でも、次世代のディスラプティブ(眼からうろこの)テクノロジーは今の技術革新の延長線上にはないと思います。次世代技術はつねに世界を変えるほどの別次元にあるのです。

だから私は究極のシングルタスクであるヨガを教えていきたいと思っています。何もしない時間を持とうよ。何もしないでちゃんと自分を休める時間を。働き過ぎだよ、頑張り過ぎだよ。今日は何もしなくていいんだよ。と言える場所を、社会を日本にも作りたいのです。映画の主人公がクリーンエネルギーに賭けたように、私は静かにヨガに賭けてみたいと思っています。そして、かつて夢見ていたようにプライベートエクイティでお金を集め、事業の価値を高めていくという方法ではなく、何が次世代の価値を高めていくのか、ということも今は違う考えを持っています。

技術を育てるのはお金かもしれません。研究開発。マーケティング。資金集め。MBAの手法によって上手に経営をしながら、ビジネスの種を咲かせて大きく花開かせ、その実を配当というかたちで出資者に、そして社会に画期的な新製品として還元していく。それは確かに素晴らしいビジネスモデル。MBAではみんな競争戦略を勉強するものです。

でも、今度の映画でもゲッコーが言っていました。「刑務所生活をへてやっとわかった、一番価値が有るものは何か 〜 時間だ」。そして家族との絆を取り戻していくくのですが、

・・・私はあえて「人」だと思います。人が学び、伝え、輪を作り、広げていく。ことができるのが社会の素晴らしさ。プレゼントバリューと呼ばれる、将来にわたり価値を高めるもの。そこに金融工学のような計算式はないけれど、生きる希望を持った人々ほど確かに社会を輝かせるものはないと思う。
(また、映画にもあったように、投資をするときに見るのは技術だけでは有りません。この人ならやってくれるだろう、という人に対する信用で、行う投資が技術を育てるのです。)
そして、お金は人と違って、バーチャルでは有りません。確かにそこにいるのです。

だから私は、ヒトが元気に暮らせる社会作りをできるヒトの輪に自分の時間を投資していきたいと思っています。投資は人のお金を集め、それを信用に基づき大きく動かして社会を変えていきます。もちろんそれも素晴らしい経済のダイナミックな手法です。でも、家庭を持った今、やっぱり自分が持てる、あるいは関わりを持てるリソースの範囲内でやるのが私にはあっているように思います。人のふんどしで緊張しながら相撲を取るより、自分のふんどしでとりたい。相手の顔が見える範囲でできる仕事だから楽しい。
そういえば、今日9日夜10時から、NHKスペシャルで大相撲八百長事件の緊急特番が有るみたいです。

もうすぐ、ビジネススクール卒業の10年目の同期会があります。えっ、あの居眠りばかりしていた朋ちゃんが、お母さんだって?とみんなびっくりすることでしょう。(当時から授業中リストラティブしていたようです)

ウォールストリートはDVDでみたら、きっとあまり面白くないかもしれません。劇場で見てよかったです。http://movies.foxjapan.com/wallstreet/

2011.02.10 Thursday 11:36 | - | - | -

2/9 顔を下に向けてばかりだと成長できないよ

あなたが全くできない何かに挑戦してみましょう。サンスクリット語でポーズの名前を言ったり、何か新しいことを大胆に考えてみたり、今日は失敗を畏れず始めてみましょう。原文:Judith H. Lasater 著「A Year of Living Yoga」より訳文 岡部 朋子

まだはいはいできないけど、最近はお尻を上げて四つんばいができるようになりました。犬のポーズにも挑戦中? 子供はできなくてもできなくても諦めないでやってみる。だからどんどん成長していくんだ。自由だなあ。大人はできないと「自分の身の程を知って」なんてもっともらしい言訳をしながら諦めちゃう。自由じゃないなあ。自由じゃないけど、子供から自由を教えてもらえるのも悪くないと思っています。
2011.02.08 Tuesday 23:42 | A Year of Living Your Yoga | - | -