最近、アンケートに答える機会がありました。書きながら、もしかしてこれは自己紹介になる、と思いましたので、あらためまして・・私についてです。しばらくブログの更新ができないため、こちらが表紙になりますが、ご容赦ください。
ヨガインストラクターを目指したきっかけ
アメリカのYoga Fit に出会い、ヨガで大切なことは「比べないこと、先入観を持たないこと、期待しないこと」だというメッセージを教えてもらい、自分自身がずいぶん楽になった。一方で、それならば、できる人ではなく、できない人の立場に立って教えていくことが日本の社会にはこれから求められていくのではないかと感じ、諸外国では代替療法としての実績が認められてはじめているヨガをきちんと学び、伝えていきたいと思った。
インストラクターをして変わったこと
無理をしなくなりました。
Just for Today. 今日はここまででオッケー、今日は今日、明日は明日、という考え方で、一日一日が無理なく楽しめるようになりました。
まだまだ知らないこと、気づいていないことがたくさんあるのだということを、これからの人生毎日気づいていくのだろう、人生にはゴールはなく、人生そのものの旅を家族や出会う大切な方々と共に楽しんでいこう、という気持ちになりました。
自分のレッスンのおすすめポイント
呼吸をして、体の声に耳を傾けて、人と比べない、決めつけない、期待しない、今ここにいる自分に何も判断を加えず、ただ受け入れてみましょう。
無理をしてポーズの完成形をめざすのではなく、今日の自分の体調に合わせ簡略化したポーズを気持ちよくとることの方が大切です、ということを伝えられるよう努力しています。
今困っていること
困ると困ってしまうので、困らないようにしているので、困っていないんだと思います。
禅問答のようですみません・・・
今後やっていきたいこと
ヨガ教室に来れる人は心配ないのだと思っています。
ヨガは無理だと思っている人、ヨガに対して偏見を持っている人たちにも簡単に試せて、心と身体への気持ちよさを伝えていける環境を、日本にも作っていきたいです。具体的には、介護や福祉、医療の現場などで働く方々の心と身体のケアにヨガを役立てることができるような、福利厚生としてのヨガ教室を全国に広めていきたいです。また、アメリカでは、70歳になってからヨガを学び、80歳の方々に教え始めるケースも珍しくありません。お年寄りでも安全に楽しめるヨガを指導していただける方々の養成につとめていきたいです。
ヨガ・ピラティスについて発信していきたいこと
教える人が無理をすると、教わる人も無理をします。
ヨガは無理をしないで、と言いますが、どこからが無理でどこからが無理ではないのか、という線引きは生徒さんにとってあまりにも曖昧です。運動生理学に基づき、安全にヨガを楽しむためのポイント(安全のための7つのルール)をクラスの中できちんと伝えながら、ヨガは自分と闘うためではなく、どんな自分自身であっても寛容に受け入れ、自分自身と仲良くなるためにするのだ、ということを伝えていきたいです。そのためにも、教える先生方もぜひ無理をしないでいただきたいと思います。
また、どこかが故障すると休まなくてはならない他のスポーツと異なり、ヨガは「あきらめなくてはならない人がいない」めずらしいボディワークです。車いすの方も、子供も、妊婦さんも、病気の方も、それぞれのヨガを楽しむことができます。必要なのは、その可能性をわかりやすく伝え、初心者の立場で無理なくヨガを楽しんでもらえる環境づくりだと思っています。
また、代替療法としてヨガが心や身体への好影響を及ぼすという検証、研究が、米国では医師や心理療法士たちのたゆまぬ努力によって蓄積されています。この「ヨガ療法」というジャンルを私も「無理をしないヨガの考え方」や「リストラティブ・ヨガ」を通じて、日本に広めていきたいです。本当にヨガを必要としている人たちに届くヨガを、と思っています。
ヨガ・ピラティス以外の趣味:スポーツカー(S2000)のマニュアル運転の練習、 週末農業、
尊敬する人: 私たちを育ててくれた両親と主人の両親
好きな色 : 白・紫
食生活で気をつけていること:
体を動かしおなかを空かせてからいただくこと。空腹は最も美味なアペリティフだと思います。それから、笑顔で美味しいね、と言いながらいただくこと。
自分は一言でいうとどんな人ですか?:
主人に尋ねたところ「自由」という即答が返ってきました・・・