隣の人を信じられる社会の実現に向けて

日本が変わっていく。

アメリカが変わっていく過程でも、ヨガの人口が大幅に伸びた。日本にも期待したい。特に、男性のヨガの愛好者が増えたことに注目したい。今や、ウォール街の聖地(サンクチュアリ)は、マンハッタンに数多くある、ヨガ・スタジオなのだという。 男性の傾向として、ポーズに苦しむ自分を他の人に見られたくない、あるいはヨガのためにつらい思いをしているとも思われたくない、女性や子供が楽々ができることが自分ができないことを認めたくない、という思いがあるそうです。女性の私たちからは想像できませんが。。事実私の旦那さんもそういっているので、そうなのでしょう。 

でも、いったん他の人と比べるのをやめて(ヨガのエッセンス、比べない、期待しない、決めつけない)たとえポーズが完璧にできなくても、今の自分にできることというものを知りえたことに感謝し、自分に恵まれた人生とその時間、そして仲間たちに対し謙虚になる態度こそ大事であり、ヨガが自分自身を発見する手段となりうるのだ、ということに気がつき始めている方々がたくさんいます。 

経済情勢が不安定な今こそ、長崎二区で当選した福田さんの言葉が重く響いた。贅沢をしたい訳ではない。安心して暮らせる社会で暮らしたいのです。たくさん稼ぐことよりも、この国に暮らす人のどれだけが、利己主義を捨てて人を信じるというあるべき姿に回帰できるのだろうか、それは、もちろん私にとっても挑戦です。でも、私たちのような一人一人がこの国を構成しています。たとえ普通の人であっても、この国の構成員として、謙虚さや思いやりを養っていけるヨガという文化は、まさに政治とともに不景気の救世主となりうるのではないでしょうか。 

9月半ばに、男性向けの雑誌にヨガに挫折した諸氏に贈る・・ストラティブ・ヨガを紹介いただきます。お家でこっそり楽しめるような構成にしました。
Yoga as Medicine補完医療としてのヨガのバイブル)の日本語化とともに、乞うご期待ください!
2009.08.31 Monday 07:03 | リストラティブ・ヨガ | comments(0) | trackbacks(0)

夏休み終了のお知らせ

長い夏休みをいただき充電させていただきました。ありがとうございました。
私事で恐縮ですが、やっとギリシャのサントリーニ島へ新婚旅行へ行って参りました。
真っ黒に日焼けしてしまいましたが、大自然の恵みを満喫してこれました。
秋も頑張っていこうと思います。これまで上に多くの方々にお世話になりますが、よろしくお願い申し上げます。

いくつかご報告です。

(1)いよいよ セラピー・ヨガのバイブル「Yoga as Medicine」著:Timothy McCall 医師 の日本語化が始まりました。来年の春の発売を目指しています。初版1,000部を予定しており、秋には予約も開始します。10名のプロの翻訳チームと共に頑張りますので応援よろしくお願いします。(下記の画像では中身検索ができません。ご了承ください)

( 2 ) 9月24日より信濃町駅から徒歩三分のところにあるスタジオにて、毎週木曜日15:20-16:20 リストラティブ・ヨガのクラスを始めます。現在書店に並んでいるYoginiという雑誌(20号)の78ページから特集が組まれている、身体が弱い方、鬱の方でも安心してはじめられるヨガです。定員12名ですが、受講申し込みは9月より可能です。こちらからお願いします。

( 3 ) なお、上記のスタジオでは

マタニティ・ヨガ(メグ先生)
女性のホルモンバランスを整えるヨガ(メグ先生)
腰痛のためのヨガ(中村先生チーム)
スポーツマン向けのパワーヨガ(市川先生)
高齢者向けヨガクラス(岡部華子先生) 
子宝ヨガ(未定ー日本育児支援協会主催の指導者育成クラス
を修了された先生にお願いする予定です)

も開講します。詳しくは後日スポーツプランテーションさまのサイトでご確認ください。

まだまだよちよち歩きですが、シニア・ヨガ、マタニティ・ヨガ、リストラティブ・ヨガの指導者を育成する傍ら、都内にこのような「セラピー(代替療法)」としてのヨガを提供できる場を作っていきたいと思っています。ティーチャー・トレーニングのスケジュールはブログで更新していきます。  
2009.08.29 Saturday 15:00 | - | comments(0) | trackbacks(0)

本日よりお休みをいただきます。

いつもブログをお読みいただいている皆様、ありがとうございます。
誠に勝手ながら2009年8月6日より8月31日まで業務のお休みをいただきます。 お問い合わせ等へのお返事ができませんが、ご了承ください。
9/1に下北沢のインナービューティスタジオにて行われますシニア・ヨガ指導者養成クラスは通常通り行われます。皆様のご参加をお待ち申し上げております。
(詳細はブログ下方にあります今後のワークショップ情報をご覧ください)

私事で恐縮ですが、ギリシャのサントリーニ島へ新婚旅行へ行ってきます。

ルナワークス 
伊藤 朋子
 
2009.08.06 Thursday 12:10 | - | comments(0) | trackbacks(0)

あらためまして、自己紹介です。

最近、アンケートに答える機会がありました。書きながら、もしかしてこれは自己紹介になる、と思いましたので、あらためまして・・私についてです。
しばらくブログの更新ができないため、こちらが表紙になりますが、ご容赦ください。

ヨガインストラクターを目指したきっかけ 

アメリカのYoga Fit に出会い、ヨガで大切なことは「比べないこと、先入観を持たないこと、期待しないこと」だというメッセージを教えてもらい、自分自身がずいぶん楽になった。一方で、それならば、できる人ではなく、できない人の立場に立って教えていくことが日本の社会にはこれから求められていくのではないかと感じ、諸外国では代替療法としての実績が認められてはじめているヨガをきちんと学び、伝えていきたいと思った。

インストラクターをして変わったこと

無理をしなくなりました。
Just for Today. 今日はここまででオッケー、今日は今日、明日は明日、という考え方で、一日一日が無理なく楽しめるようになりました。 まだまだ知らないこと、気づいていないことがたくさんあるのだということを、これからの人生毎日気づいていくのだろう、人生にはゴールはなく、人生そのものの旅を家族や出会う大切な方々と共に楽しんでいこう、という気持ちになりました。

自分のレッスンのおすすめポイント

呼吸をして、体の声に耳を傾けて、人と比べない、決めつけない、期待しない、今ここにいる自分に何も判断を加えず、ただ受け入れてみましょう。 無理をしてポーズの完成形をめざすのではなく、今日の自分の体調に合わせ簡略化したポーズを気持ちよくとることの方が大切です、ということを伝えられるよう努力しています。

今困っていること

困ると困ってしまうので、困らないようにしているので、困っていないんだと思います。 禅問答のようですみません・・・

今後やっていきたいこと

ヨガ教室に来れる人は心配ないのだと思っています。 ヨガは無理だと思っている人、ヨガに対して偏見を持っている人たちにも簡単に試せて、心と身体への気持ちよさを伝えていける環境を、日本にも作っていきたいです。具体的には、介護や福祉、医療の現場などで働く方々の心と身体のケアにヨガを役立てることができるような、福利厚生としてのヨガ教室を全国に広めていきたいです。また、アメリカでは、70歳になってからヨガを学び、80歳の方々に教え始めるケースも珍しくありません。お年寄りでも安全に楽しめるヨガを指導していただける方々の養成につとめていきたいです。


ヨガ・ピラティスについて発信していきたいこと

教える人が無理をすると、教わる人も無理をします。 ヨガは無理をしないで、と言いますが、どこからが無理でどこからが無理ではないのか、という線引きは生徒さんにとってあまりにも曖昧です。運動生理学に基づき、安全にヨガを楽しむためのポイント(安全のための7つのルール)をクラスの中できちんと伝えながら、ヨガは自分と闘うためではなく、どんな自分自身であっても寛容に受け入れ、自分自身と仲良くなるためにするのだ、ということを伝えていきたいです。そのためにも、教える先生方もぜひ無理をしないでいただきたいと思います。

また、どこかが故障すると休まなくてはならない他のスポーツと異なり、ヨガは「あきらめなくてはならない人がいない」めずらしいボディワークです。車いすの方も、子供も、妊婦さんも、病気の方も、それぞれのヨガを楽しむことができます。必要なのは、その可能性をわかりやすく伝え、初心者の立場で無理なくヨガを楽しんでもらえる環境づくりだと思っています。

また、代替療法としてヨガが心や身体への好影響を及ぼすという検証、研究が、米国では医師や心理療法士たちのたゆまぬ努力によって蓄積されています。この「ヨガ療法」というジャンルを私も「無理をしないヨガの考え方」や「リストラティブ・ヨガ」を通じて、日本に広めていきたいです。本当にヨガを必要としている人たちに届くヨガを、と思っています。

ヨガ・ピラティス以外の趣味:スポーツカー(S2000)のマニュアル運転の練習、 週末農業、

尊敬する人: 私たちを育ててくれた両親と主人の両親

好きな色 : 白・紫

食生活で気をつけていること
体を動かしおなかを空かせてからいただくこと。空腹は最も美味なアペリティフだと思います。それから、笑顔で美味しいね、と言いながらいただくこと。

自分は一言でいうとどんな人ですか?
主人に尋ねたところ「自由」という即答が返ってきました・・・
2009.08.06 Thursday 12:03 | - | comments(0) | trackbacks(0)

始めていかなくては:ヨガ療法を受けられる場所

いよいよ、行動しなくてはという気になったのは、先日見た男性更年期に関するテレビ番組に受けたショックからでした。その日のブログに書いていますが(リンクしています)ヨガ・セラピーを受けられることで、症状が軽くなる方、怪我や疾病を予防できる方、うつ病の悪化を防げる方、鬱から回復できる方、治療に前向きに取り組めるようになる方がいるはずですが、残念ながら日本の補完代替療法の領域におけるヨガの存在感はまだまだ薄いままです。

ヨガを補完代替療法として受けたいと思う人が、受けられる環境を立ち上げなくては。という想いから、思い切ってこのたび、ヨガ療法を教えていただける先生方にお声がけをし、9月後半からJR信濃町駅から駅3分のところにあるスタジオで、
  • 高齢者向けヨガ(転倒防止、要介護予防、五十肩、腰痛、椅子に座ったままできるヨガ、など)
  • 理学療法士によるリハビリのためのヨガ
  • 女性のホルモンバランスを整えるヨガ(更年期、不妊症、生理前症候群)
  • 男性のストレス、ホルモンバランスのためのヨガ(男性更年期、不妊治療)
  • 健やかな妊婦さんの毎日のためのマタニティ・ヨガ
  • 心が疲れている方向けリストラティブ・ヨガ
などを開講していくことにしました。新婚旅行直前の大仕事ですが、できることから始めていこう、そうすれば、少しでも誰かに届き、何かが変わっていくかもしれない、という想いで取り組んでいます。詳細をご案内できるのは9月になってからですが、ヨガを療法として安心して活用いただける環境をつくっていきますので、試してみたいと思われる方はぜひいらしてください。

ストレスに押しつぶされそうな心を無理にこじ開けるのではなく、身体が気持ちいいと思うことをしてみると、それが心や精神を回復させてくれる、これがソーマ・サイコロジー・セラピー(身体心理学に基づいたセラピー)です。

よちよち歩きで始めますが、どうか見守ってください。
2009.08.03 Monday 15:16 | ヨガ・セラピーにかける想い | comments(1) | trackbacks(0)

できないことが宝物

先日、子育てのテレビで「できないことが宝物」ということを誰かが言っていました。 
できないことをしかるのではなく、受け入れて、見守ってあげる。だって、宝物なんですから。
ヨガでもまさにそうです。できなくていいのです。できないことが宝物だと思えれば、気も楽にもてます。ヨガをしている時間は、人と比べないようにしましょう。先入観を持たないようにしましょう。期待しないようにしましょう、ということをいつも言っていますが、このメッセージも追加したいと思います。
2009.08.02 Sunday 15:11 | - | comments(0) | trackbacks(0)

安心老後

介護の不安を解消できるサイト「安心老後」さんにも
ヨガのコラムを掲載いただけることになりました。
一人でも多くの方が、パワフルでなくてもできるヨガを楽しむきっかけに出会っていただけますように☆ 
2009.08.01 Saturday 20:20 | - | comments(0) | trackbacks(0)