今日のクローズアップ現代を観て「日本の認知症対策は遅れている」というタイトルを観てどきっとしました。
ちょうど、ワークショップに参加してくださった先生から日本の認知症の方々に提供できるヨガのスタイルとは、という質問をいただいていたときでした。
教師は生徒から学ぶ,とはまさにヨガが発祥した6,000年前から謡われていることなのだと思いますが、本当に素晴らしい視点をもった方々とワークショップを通じてで併せていただいているのだと、毎回思います。全ての感想をアップできず申し訳ありません。
ワークショップにご参加いただいた後、ヨガフィットのシニアヨガDVDも購入いただき(全て英語にも関わらず)、内容についてのご感想をいただきましたその内容につきましては,後日丁寧にアップさせていただきたく思いますが、取り急ぎ、本日観た「日本の認知症対策は遅れている」ということに関し,遅れる前に記事をまとめておきたいと思います。
まず、自分で「もし自分が認知症になったらこうしてほしい」という選択肢があるかないか。
そのときの代替医療、統合医療として、ヨガという選択肢が患者さんの頭に浮かび、そして、安心して「ヨガを」と言ってくださる環境が、まだ今の日本にはありません。
そのためにも、統合医療には本当に多様な専門家の方々の携わりが必要ですが,ヨガのプロの方が社会的意義を確信して、自信を持って臨床の現場で活躍してくださる、環境づくりをしていきたいというのが、活動の原点です。
今日の番組では、オーストラリアがいかに認知症に対して先進的な対策をとっているか、というトピックがあげられていました。素晴らしい内容でしたが、日本でも素晴らしい活動=具体的にわかりやすい活動をされている方々もいらっしゃいます。
「認知症デイケア対象クラス開講」
ぜひ,そういう方々にもマスコミの方々、光を当ててほしいものだと思います。
印象に残ったのは(あたりまえのことなのですが)
認知症にかかってしまった方々も、社会の一員としてともにこれからも,これまでも暮らしていくんだ、という気持ちです。
身体のDisabilityと同じように,心にも同じような症状は現れます。
同じように語ることはできませんが、女性が生理前に人格が変わってしまうほどのPMSになるのも、見逃せないと思います。
これまで,施設やビジネス(マーケットプレイス介護,マーケットプレイス・ヨガ)であったジャンルを、地域、いえ,もっと家族にちかいところでのソリューションにヨガができることがあるのではないかと思います。地域,家族で
を実現したいです。
どうして、個人や小グループ向けのワークショップに特化してるかというと、自分自身、数ヶ月かけて通わなくては行けない日本の講師養成講座に飛び込めなかったからです。
マイペースで、心に余裕ができたとき,学びたいと思ったとき,学べる環境づくり,アメリカは土壌が広いのでそれができます。日本は,パイが小さいのでなかなかそういう環境を作れないのもわかります。なので、一人ぐらいそういう家庭教師程度のお仕事ができるインストラクターがいてもいいのかな,と思いました。
最近は,雑司ヶ谷の拙宅でのワークショップも増えてきましたので、お気軽にお問い合わせ下さい(その度に,私は大掃除をしているんです)
私もこれからも一生懸命勉強します。
学びたいと思う人が、学びたいときに、いっしょに研鑽できる場を、細々ながら提供できるように、そのかわり、最先端では何が議論されているかを常に「カッティングエッジ」で、仕入れておきますね。