インストラクターの方のためのマタニティ・ヨガ・クラス

自身の Web site 更新しました。

これまでプライベートでのみお教えしていました、
インストラクターのためのマタニティヨガのクラスのご案内も正式にアップしました。

マタニティクラスについてはこちらをご参照ください。
http://senioryogafit.luna-works.com/yoga.html 

本日より2/3まで、ロサンゼルスでヨガ・セラピーの理論に関する勉強をしてきます。
2009.01.28 Wednesday 10:12 | マタニティ・ヨガ | - | -

Yoga Station

ヨガステーション様にブログをリンクしています。
 
2009.01.26 Monday 11:13 | Link | - | -

2/20 シニアヨガクラス開講のためのWS:若干名募集致します

グループワークショップのご案内です。

2/20 都内千駄ヶ谷にて「シニアクラス開講のためのインストラクター向けクラス」を開催いたします。時間は13時から16時、若干名空きがございますので、参加を希望される方はhttp://senioryogafit.luna-works.com にて講義内容、持ち物等ご確認の上、申し込みフォームよりご連絡下さい。 追って場所の詳細をご連絡申し上げます。
なお、料金はテキスト代込みで21,000円となります。

これからの高齢化社会、シニアの方々に運動習慣の楽しみを伝え、QOL(生活の質)を高め、健やかな毎日をサポートいただくには、ヨガはとてもいいツールです。
インストラクターの先生方、ぜひますます活躍の場を広げてください。

皆様にお会いできますこと、楽しみにいたしております。


2009.01.25 Sunday 18:32 | - | - | -

健康会計が導入されます

心の病に対する誤解

心身症の定義をご存知でしょうか。「身体疾患で、その発症や経過に心理、社会的因子が密接に関与している器質的ないし機能的な病態をいう。ただし、神経症や鬱病に伴った身体症状は除外する」日本心身医学学会(1991年)

ここで思うのが「神経症や鬱病に伴った身体症状は除外する」つまり、心の問題は心の病だけに特化して考えていいのでしょうか・・・という疑問です。

実際、心身症はとても広い領域にまたがっています。身体が絶好調ではない状態、つまり病気ではないが、いまいち、と感じられる状態のときに心のコンディションを少し良好にしてあげることができれば、身体の状態もぐっと良くなる可能性があります。
過敏性腸症候群(消化器系)や、筋収縮性頭痛、片頭痛(神経・筋肉系)、肩こり(整形外科)などごくごくありふれた病気の中にも、心の問題と言う視点からアプローチできる可能性がまだまだ残されています。アメリカでは「ソマ・サイコロジー(身体心理学)」として、いっそうの研究が進められている分野です。

心の問題は鬱病とか不安神経症といった病気と思い込まれています。
もちろん、そのような病気が存在することは事実です。しかし、一方で心の問題はもっと身近なものを含みます。

イライラすることは誰にでもあると思います。
イライラして、言ってはならないことを口走ってしまったり、手を挙げてしまったり。
あるいは、大学受験やスピーチなどで、大事なときに上がってしまったり。うっかりミスや不注意による事故なども集中力を欠いたことが原因の心の問題ですが、決して心が病んでいるわけではありません。また、女性では、PMS(月経前症候群)などホルモンで引き起こされる心の問題も存在します。

このような病気ではない症状について、メンタルヘルスの取り組みはいまだに難航しているようです。自殺者の数が年間3万人を超えた1998年から、自殺者の数が3万人を下ったことは一度もなく、各種調査結果も悪化しています。
厚生労働省を始め、各関係団体、学者、医療関係者たちが様々な取り組みをしてきました。精神科医の数も、カウンセラーや相談機関も充実してきているはずなのに、なぜ効果が現れにくいのでしょうか。
それは、心の健康の問題が「心の病人、病気対策」に限られていたからだと思います。
病気として診断されていない人々向けの現実的対策が講じられてこなかったからではないでしょうか。

早期発見は解決策にならない

病気は全般的に「早期発見、早期治療が一番」と思われています。
それゆえ、多くの企業が「従業員のメンタルヘルスも早期発見、早期治療を心がけましょう」と呼びかけています。しかし、どんな病気でも、早期であればあるほどその症状、そして症状の変化は微妙です。その微妙な変化を早期発見できれば、もちろん早期治療に取りかかることができるかもしれません。しかし、心の病の場合、早期発見、治療へ誘うこと、リハビリテーションなどは、家族や同僚、上司、友人、といったいわば医療という観点から見れば「素人」の集団にまかされています。
これでは、発見が成功する確率も低いはずです。
心の病の場合は、早期発見を呼びかけても難しいのです。
一般の疾病以上に、予防の発想が見事なまでに切り捨てられてしまっているのが、日本だけではなく世界中の心の病の現場の実情です。

また「自分だけは精神障害にならない」「鬱になるはずなどない」という誤解があることも事実です。私たちに命があり、心が活動している以上、故障は誰にでも起こりうることです。生まれてから死ぬまで、どうにもならないことも沢山あります。中でも、私たちが人と人との関係の中で生きているということ、自然の中に生かされている、という現実があります。太古の昔から、人は自然との共生、自然との調和に努力を重ねてきました。同様に、人と人との関係が良好にいっていれば、人はそこそこ幸せな気分でいられるものだと思います。しかし、現代人の生活には、この人と人との間で悩み、苦しむ要素がまだまだあふれています。それ故に、良好な心の状態をつくり、それを維持する努力が功を奏する余地がまだまだ残されている、とも言えます。

企業にとっては「戦略論」

また、例えば企業や学校など、集団・組織に所属する人の心の健康問題は、組織の戦略論というところまで及んでくるかと思います。
なぜなら、同じ仕事をするにしても「しょうがない」と言う気持ちで取り組むのと「よっしゃ」という気持ちで取り組むのでは、結果が全く異なってきます。また、組織ですから、働く人の心や感情の状態が反映された組織の雰囲気はその組織の文化となり、環境となり、全体のあり方を大きく左右します。

ですから個々人のレベルからも、企業の経営者からしても「気持ちが明るく晴れやかで、心がすっきりした状態」というものは、もしかしたら、お金をいくら積んでも手に入れたいもの、と言っても大げさではないかもしれません。

本題に戻りますが、ちょうどこの文章を書いているときに、ビジネススクールの先輩にお会いする機会がありました。そしてなんと、その先輩が最近本を上梓されたとのこと、「組織を守るストレスワクチン」

そして、その本の中で近い将来、日本にも「健康会計」が導入されることを知りました。
今後、社員の健康の健康維持、健康促進に積極的に取り組み、十分な体制を敷いていることをアピールしていくことができれば、会社のイメージは必ず向上すると思います。

これからの時代、働く環境がどういうものか、という領域で企業イメージを向上させることができるかどうかは、経営にとって重要な意味を持つようになるはずです。

そして、医療スタッフの心と身体の健康づくりにヨガを福利厚生として取り入れてくださっている、東京慈恵会附属大学第二病院の管理課の方々の先見の明に、あらためて深く頭が下がる思いがするのです。

どうか、病院に限らず多くの企業で、健康会計を意識した取り組みが始まっていってほしいものです。

2009.01.19 Monday 12:12 | ヨガ・セラピーにかける想い | - | -

Yoga Fit リストラティブ・ヨガの事前課題

今月末ロサンゼルスで開催されるMBFカンファレンスでリストラティブヨガを受講してきます。さっそくReading Requirement ( いわゆる事前課題)がでました。次の二冊です。 日本のアマゾンで買えました。出発まであと2週間。頑張らなくては!
2009.01.16 Friday 13:02 | 推奨ヨガ書籍 | - | -

Yoga Generation

2009.01.15 Thursday
Yoga Generation の中のプロフィールページです。 

http://www.yoga-gene.com/contents/instructor/instructor-contents/tokyo/instructor/luna2.html#content
2009.01.15 Thursday 11:16 | Link | - | -

Yoga Day USA まであと10日

2009.01.14 Wednesday
 2009年1月24日、アメリカでは「Yoga Day USA」というイベントが開催されます。
http://www.yogadayusa.org/

いわば、老いも若いも、Yogi もカウチポテト族も、トライアスロン選手も、ヨガで心と身体を気持ちよく伸ばす一日にしましょう、というわかりやすいイベントなのです。

しかも、クラスは無料(かほぼ無料)!
上記ウェブサイトで、アメリカ人は近所で開催される無料のヨガクラスを検索できます。ヨガのインストラクターやスタジオはフリーのクラスを登録できるという、ものすごく巧く組織化されたイベントなのです。

アメリカではヨガはもはやフィットネスの新しい流れとして人々の生活の中にとけ込んでいます。従来型の鍛錬、自分を追い込む修行のような運動、や外見的な肉体改造、ウェイトダウンを目的とするのではなく、心地よい刺激と弛緩を繰り返す動きによって心身ともにリラックス状態を生み出しながら、心と身体を気持ちよく解放していく、エモーショナルでありながらエネルギッシュなエクササイズとして、これまでヨガとは無縁だった人々の間でも、人気が高まっています。

その背景にあるのがこのような取り組み。
健康に暮らしたい、と願う全ての人々にヨガをわかりやすく伝えていきましょう、という啓蒙活動が生きることへの感謝、つながっていることへの感謝を経てどんどん喜びの和を広げています。

ヨガは決して修行者のためのものではありません。ロハスな人だけのものでもありません。お酒を飲んでも、煙草を吸っても、ヨガをしていいのです。仕事で疲れ果てた人が、深呼吸をして身体をねじったら、ちょっと癒される、そのぐらいの期待でいいのだと思います。
「無理をしない」はずのヨガのクラスは、一般的にとても難しい、と先生をしている私ですら思います。無理をしないでくださいねー、と言われても、先生がとるポーズを真似しようとすると、難しくてついていくのが必死なのです。でも、どうやって無理をしないようにしたらいいかがわからないのです。なので、ヨガフィットでは、無理をしないように、と言われたときに無理をしなくて済むようなポーズから先に習っていくのです。また、筋力が落ちた人にも優しいシニアヨガや、動きをシンプルにしたキッズヨガにも、簡略化のヒントはたくさん隠されていると思います。

戦士のポーズで手を上に上げたままでポーズを維持するのは大変なのです。
ですから、脚だけ丁寧にポーズは行ない、腕を上げる運動は別途椅子に座ってやったっていいのです。そういうヨガを教えられる先生がもっと増えて欲しい、と思いながらシニアヨガのワークショップを行なっています。

また、昨日NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」で理想の地域医療を目指し活動されている中村先生の番組を拝見しました。最後まで家族と共に暮らしたい、という住民の思いに、自宅で診療を受けられるシステムを、行政を巻き込み、ケアマネージャーやヘルパーなどの介護スタッフの方々、保健師さんなどと連携し、三位一体で患者さんとその家族を支えられるしくみづくりに尽力されています。とても感銘を受けました。
心と身体の疲れを解放できるヨガも、理想的には自宅で行なえるぐらいまで普及できたらいいと思います。そのためにも、フィットネスクラブやヨガスタジオで行なうヨガだけでなく、ケアマネージャーやヘルパーの方々が自分たちのストレス・リリースのためにヨガが行なえるような環境をつくり、高齢者の方もヨガで衰えた骨格筋を鍛えたり心を晴れやかに毎日を過ごしたりできるようになればいいと思います。というわけで、実は今年から介護にたずさわる方々がご覧になるポータルサイト「けあとも」(http://www.caretomo.com/)ほかでヨガの連載を始めることになりました。現在鋭意原稿執筆中です。自分にできる小さな事からですが、日本人の心と身体の健康に希望を与えていけるような活動を続けていきたいです。

というわけで、長くなりましたが Yoga Day USA に絡み、日本のヨガにかける想いを綴ってしまいました。なお、Yoga Day USA には昨年一緒にインドに行ったアメリカ人のみんなも登録し、無料クラスを開催するんだ!と張り切っていました。
2009.01.14 Wednesday 14:18 | - | - | -

スキーヤーのためのヨガ

2009.01.13 Tuesday
コロラドにスキーに行ったとき、ホテルのアフター・スキー・ヨガのクラスに参加しました。スキーを終えてあったかいシャワーを浴びて、ゆったりとした時間の中楽しんだヨガは、また格別でした。 なぜ、スキーヤーの間でもこれほどまでにヨガの人気が高いのでしょうか。

スキーの前に行なうことで、これから使う筋肉や関節を温め、怪我を予防します。
スキーの最中に行なうことで、集中力や有酸素効率を高め、楽しく滑ることができます。
スキーのあとに行なうことで、酷使した関節や筋肉をほぐし、疲れを次の日に残しません。
日頃から行なうことで、より巧く滑るためのバランス力を鍛えることができます。

毎日練習に励むプロスキーヤーでない限り、一般人がスキーを楽しむときはいつも「久しぶり」です。普段使わない筋肉を酷使し、また靭帯や関節にも大きな負荷をかけるため、翌日から筋肉痛に苦しんだというのはよく聞く話です。酷使した筋肉を優しくストレッチしてあげるだけでも、随分違いがでてきます。

ヨガというと柔軟性というイメージが強いと思いますが、実はスポーツの怪我の予防にはバランスのポーズが圧倒的に効果的です。例えばスキーでは、片方の股関節への過重でバランスを取ることができれば、スキー場で滑りながら左右の股関節に交互に過重をかけていくことが容易になるだけでなく、斜面での身のかわしも楽にこなせるようになります。また、脚の内側の筋肉を鍛えていくことで、軸もしっかりしてきます。スキーの前後だけでなく、日頃からヨガを楽しんでおくと、ゲレンデの上でも違いが期待できそうです。

また、滑るからには軽やかに滑りたいもの。しかしスキー場の凍えそうな気温は背中を縮こまらせ、物理的な肺活量をも狭めてしまいます。胸を大きく開き、十分な酸素を身体に取り込んであげることができれば、体温も上昇し、気分も明るくなります。そうです、ヨガには気持ちをクリアにし、集中力を高めるといった、心理的なメリットもあるのです。

怪我の予防もできて集中力も高まる、滑り終えたあとは寒い中かじかんだ筋肉を十分にストレッチし、心もあわせてリラックス。疲れを明日に残さない新しいスキーライフを始めてみませんか? 

ここに紹介するポーズは「スキーヤーのためのヨガ」のごくごく一部です。
実際にはもっとたくさんいいポーズがあります。全てご紹介できなくてごめんなさい。

滑り出す前に

深い呼吸と連動した動きで、筋肉をあたため、関節の可動域を高めておくことで怪我を予防します。 また、胸を開くポーズをしておくと、寒さに身体が閉じてしまうのを防ぎ、明るくポジティブな滑りが期待できます。 さらに、背骨をストレッチしてくと、身体のコントロールが利きやすくなります。 凝り固まった関節と背骨で滑るスキー、怖いですね。

「サンフラワー・ムーンフラワー 」

まず簡単なスクワットで身体を温めましょう。 

「イスのポーズ 」

安定した滑りのためには、脚の内側の筋力がとても重要です。 日頃からこれを鍛えるにはイスのポーズが一番です。 両足を骨盤の幅で並行にそろえます。いったん背筋を伸ばし、その状態から空気イスにすわるようにゆっくりと尾てい骨を地面の方に下ろしていきます。 自力でバランスが取れそうなところでポーズを維持、その状態でゆっくり呼吸します。 腿と腿の間に、雑誌などを挟んで行なうとより内側の筋肉が意識でき、効果的です。 

「イスのポーズでバランス」

次に、その状態でかかとをゆっくりあげてみます。ゆっくりと鼻で呼吸をしながら、 バランスを取ろうとしてみましょう。動きはほとんどありませんが、身体の軸をしっかりさせるのに最適なポーズです。

「イスのポーズで軽めのツイスト」

スキーのターンには腰が入ることが重要。 そのためにも、腰のツイストでお腹周りの筋肉が動きやすい状態にしておきましょう。 イスのポーズの姿勢のまま両手を肩の高さで前習いをします。 息を吐きながら、片手を肩の高さのまま弧を描くよう後ろに回します。 息を吸って腕を中央に戻し、息を吐きながら今度は反対側の腕を回します。 軽くウエストがツイストされ、胸の筋肉が気持ちよく伸びているのを感じてください。 

「ランジのポーズ」

股関節の可動域を高めておきましょう。 戦士のポーズ一番、二番などもいいでしょう。

「腕を後ろで組むポーズ」

あまり動かさない背中まわりもほぐしておきましょう。
腕を後ろで組んで、肩甲骨を引き寄せましょう。
 

リフトの上で 

「アイ・ヨガ」

壮大な山の景色をみているだけで、眼の疲れが癒されますが、リフトに乗っている時間を利用して眼の周りの筋肉をストレッチし、クリアな視界でスキーを楽しみましょう。 

まず姿勢を正して座りましょう。肩をすくめて、すとんと後ろに落とします。 そこから、 息を吸って、ぐっと上を見る。 吐いて戻す。 息を吸って,ぐっと下を見る。 吐いて戻す。 息を吸って,ぐっと左を見る。 吐いて戻す。 息を吸って,ぐっと右を見る。 吐いて戻す。 息を吸って,ぐっと左上を見る。 吐いて戻す。 息を吸って,ぐっと右下を見る。 吐いて戻す。 息を吸って,ぐっと左下を見る。 吐いて戻す。 息を吸って,ぐっと右上を見る。 吐いて戻す。 眼球を,左回し,右回し,ぐるぐる回します。 眼球を動かすことで,目の周りの筋肉をストレッチし,血流をスムースにすることができます。 終わったら一度深呼吸をしてみましょう。 

「深い鼻呼吸」  

寒いと呼吸が浅くなります。呼吸が浅くなると、動きに余裕がなくなります。普段は平気なところで、思わぬ怪我をしてしまったりします。また、猫背で呼吸をしても、十分な空気が入ってきません。 まず姿勢を正して座りましょう。

「寒い寒いリフトの上では火の呼吸」

名前の通り、寒いときに身体を温める呼吸法です。
まず、鼻から大きく息を吸い込みます。 次にお腹が引っ込むくらいの勢いで、息を鼻から小刻みに吐きます。 一回吸って、10回吐く。吐ききったら、自然に鼻から空気が入ってきます。 もう一度やってみましょう。お腹をぺこぺこ動かしながら、鼻からふっふっふっふっと吐きます。 これはヨガでは火の呼吸と言われている呼吸法で、集中力を高めたり、身体を温める効果があります。 

(写真はダンサーのポーズ)



「ここぞとばかり、ライオンのポーズ」
 
まず、自分のリフトの前に誰か座っていたら、振り向かないで、と念じましょう。ゴーグルを付けている限り、そんなに恥ずかしいこともないと思いますが・・ 「うちの奥さんが最近ヨガ始めてさー、すごい気に入っているポーズがあるんだけど(苦笑)」という話をよく聞きます。 それがこのライオンのポーズ。リフトの上は誰からも見られていません。日頃のストレス発散にはもってこいの環境です。 ポーズのやり方ですが、まず姿勢よく座ります。イスでも正座でもいいです。膝に手をおきます。肩はリラックス。まず、鼻から大きく息を吸って〜、上半身を前に軽く傾けながら、白目を剥いて息を吐きながら舌を出します。うぇー。身体の奥からいらないものをぜーんぶ出し切ってしまいましょう。

リフトの上でできる簡単ヨガで、降り口につく頃には視界もクリア。身体もポカポカ。気分もすっきり。その上集中力までアップしていれば、きっと軽やかな気分で滑り始められます。 

お風呂に入ったあとに

帰ってきたら熱いシャワーやお風呂でゆっくり温まり、一日酷使した膝、腰、骨盤、お尻をゆっくりストレッチしながら、身体をリラックスさせていきましょう。 
(写真のように雪の上でやると、寒いです)

「子供のポーズ」

膝を揃えて正座をし、上半身は床に預けます。枕の上に預けるともっと気持ちがいいです。
背骨や腰回りを気持ちよく伸ばします。

「バタフライ」 
脚を広げて座り、かかとをあわせ脚の付け根の方に引き寄せます。息を吐きながら膝をゆっくり床の方に近づけます。
背筋を伸ばし、息を吐きながら上半身を体重の重みでゆっくり前に傾けてみます。

「Happy Baby」
寝転んだ状態で脚を天井に向けて開き、脚の親指を手の人差し指と中指でくるみます。
息を吐きながら、肘を床に向けて引っ張ると、腕につられてお尻、太ももが気持ちよくストレッチされます。
「リラックスのポーズ」
床の上に仰向けに横たわり、優しく眼を閉じて5分ぐらい、今日の楽しかった思い出をゆっくり味わいましょう。また来たいなーと思うはずです。
(写真のように雪の上でやると寒いです。それと、これだと寝相が悪すぎます)

というわけで、2008年の終わりはヨガをしながらスキーでしめくくり、2009年もヨガをしながらスキーで始まりました。筋肉痛もなく、3日間遊び倒しました!
好きなことを十分させてもらったので、今年もYogaをわかりやすく紹介していけるよう頑張ります。もう少し文章が上手だったらなあ。


2009.01.13 Tuesday 09:40 | ヨガとその他のスポーツ | - | -

マリッジブルーにはこのヨガポーズ

2009.01.12 Monday
「うちの奥さんが最近ヨガ始めてさー、すごい気に入っているポーズがあるんだけど(苦笑)」という話をよく聞きます。 それがこのライオンのポーズ。
それなら、奥さんになる前からやってしまいましょう。マリッジ・ブルーにてきめんです!

シャイな方や周りの目が気になる場合は、トイレに行くか、誰もいないところを選びましょう。

ポーズのやり方ですが、まず姿勢よく座ります。イスでも正座でもいいです。膝に手をおきます。肩はリラックス。まず、鼻から大きく息を吸って〜、上半身を前に軽く傾けながら、白目を剥いて息を吐きながら舌を出します。うぇー。身体の奥からいらないものをぜーんぶ出し切っちゃいましょう。ライオンのポーズ、これだけです。 

最初は抵抗があるかもしれませんが、覚えておくとこれからの長い結婚生活、きっといつか役に立つポーズの一つです。
2009.01.12 Monday 17:04 | ブライダル・ヨガ | - | -

ラジオ体操にヨガのエッセンスを

2009.01.12 Monday
ラジオ体操♬、今は行なっている学校も減っていると聞きますが、音楽を聴くだけで無意識に身体が動いてしまうほど国民体操として根付いている体操だと思います。 

最近は介護施設老人ホームでこれを再び行なうところが増えてきているそうです。 
椅子に座ったままできたり、単純な動作の繰り返しであったりする点は高齢者の方が行なうエクササイズに必要な要件を満たしています。 
しかし、高齢者の方々が行なうエクササイズとしてはもう少し工夫ができそうです。

腕が中心のラジオ体操

ラジオ体操の特徴から問題点を拾ってみると・・ 
  • 腕を動かす動作が多い 
  • リズムが早いため、動作から動作に移るときにせわしない 
  • 関節の連動性を利用できていない(身体の各パーツをバラバラに動かしている) 
  • 重心移動を大きく行なうため、転倒の危険がある 
  • 反動を付ける動きが多いため、筋肉や腱にかかる負担も大きい 
  • 軍隊のように集団で行なうことに重きが置かれており、一人一人の気持ちよさを大切にしたり、無理をしない、というメッセージに欠けている 
と言う点に気づかされます。

高齢者の運動習慣には腕より下肢筋力を

高齢化の時代に必要とされるのは、腕力より下肢筋力です。 下肢の筋力が、まず第一に衰えます。中でも、下肢の内側の筋肉が最初に落ちていきます。 そのため、歳をとると脚が「がに股」になったり、膝に負担がかかりやすくなります。 
また、お尻の筋肉も衰えます。お尻の筋肉が衰えると、階段を上るときに前屈みになりやすくなります。 しかし、じゃあ運動を始めよう、と、筋力のない状態でいきなりランニングやサイクリングを始めてしまうと、身体の準備ができていない状態で、膝に大きな負担がかかり、大けがを招いてしまいます。 

転倒を予防する骨格筋を鍛えましょう

また、反動や跳躍を利用した運動は、関節に自分の体重以上の負荷を掛けてしまうことになります。 実際の生活で高齢者の方々の関節にかかる重みはご自身の体重程度です。ですから、体重を利用したエクササイズが適度な負荷であり最も安全だと言えます。 また、飛んだりはねたり、よりは転倒しないための筋力の方が役に立ちます。ヨガに含まれる、身体にバランスをとろうとさせるポーズは骨を支える筋肉である骨格筋の発達にとても効果的です。

馴染みのあるラジオ体操にひと工夫でもっと安全・快適に

ラジオ体操は日本人が「運動習慣」としてもっともイメージしやすいエクササイズだと思います。 もしできることなら、疲れがでない程度まで腕の運動量を少し減らし、もう少し下半身に特化したエクササイズをプラスして行なっていただくとよいのでは、と思います。 
また、より安全に行なっていただくためにも 
  • 膝は軽く曲げた状態で ( 膝に負担がかかるので、つっぱらない ) 
  • 腕の運動のときは肩はリラックスした状態で(運動をしながら肩がすくまってしまうようであれば、楽にできる程度にまで運動量を減らしてみましょう) 
  • 鼻でゆっくり呼吸をしながら(ですので、できれば音楽の速度を落としたいものです) 
  • 前屈のときは股関節から曲げるように(膝を軽く曲げて前屈をすると楽なのがわかります) 
  • できるだけ背筋を伸ばしてから、体操を始めてみましょう。
などを心がけていただくとよろしいかと思います。 実際私も、上記ヨガのエッセンスを取り入れて毎日ラジオ体操に励んでいますが、少し心がけるだけで随分と気持ちよさが違います。また、ラジオ体操にいくつか加えるとしたら、
  • 脚を横に開いてスクワット
  • ランジのポーズ(大股で一歩大きく踏み込み、腰を沈める)
  • 片足立ち
  • 椅子のポーズ(脚の間に雑誌を挟んで、空気イス)
などはいかがでしょうか。もっといろいろありますが、安全で単純なポーズで十分です。
それから、ヨガの視点から見ても、あの最後の大きな深呼吸はリラックスにもとてもいいと思います。できれば、みんなで一斉に行なう必要はなく、一人一人のペースで、深〜く、ゆっくりと行なえるといいと思います。

運動習慣がQOL(生活の質)に直結してきます

高齢者のためのヨガ・クラスに限らず、運動習慣への取り組みの重要性はますます高まってくるはずです。そして、運動習慣を身につけることの究極の目的はQOL(クオリティオブライフ)の向上です。 衰えが緩やかな腕よりは、下肢筋力を鍛えることで、椅子から立ち上がるのが楽になったり、自分で物を取りにいけたり、外出がおっくうでなくなったり、と、行動範囲がぐっと広がります。 また、どうしても座りっきり、寝たきりになってしまうと、外出が少なくなり、気持ちも内側にこもりっきりになりがちです。脚力が回復することで、お友達に会いにいきたくなったり、景色や青空を楽しみ散歩に出かけたくなったり、という心の健康にもいいことがいっぱいです。

なつかしいラジオ体操にひと工夫で、早起きをして出かけた小学生の頃を思い出してみませんか?


2009.01.12 Monday 15:50 | シニア・ヨガ | - | -