膠原病の方の不定愁訴を楽に:ヨガセラピー

救いを求めるのは身体のことだけではなく、心の問題、家族の問題が多いのです。

私の生徒さんがおっしゃっていました。「難病の場合、家族のケアも必要を感じています。病気になったのは親のせいでもなく、そして自分のせいでもないのに、親がいつもいつも自分に謝ってくるのが辛い。辛いのは、誰のせいにもできないことです。」

ヨガで学ぶのは人生の二律背反(アンビバレント)。世の中の矛盾。葛藤。そして、悪いこともあるけどいいこともある、いいこともあるけど悪いこともある。人生は ビター & スイートなんだってこと。それでもきれいごとでは心が納得できないこともあるけど、ヨガの語源は「Yuj」(つなぐ)なんです。世の中の矛盾も葛藤も、いいことも悪いことも、両極端な事実をも受け入れながら、手を差し伸べてくれる人たちと手をつないでいくことを考える。

そういう冷静な気持ちになるためには心がそわそわしていたり、極限まで落ち込んでいたりすると難しいことが多いわけです。ですからヨガでは身体に優しく、まず精神の安定とリラックスをはかるのです。その方法は、激しいパワーヨガのようなやり方もありますが、必ずしもそうする必要はなく、ごく軽く身体を動かしてから、楽な方法で身体を休めればいいのです。
心と身体を休める時間をとることは、自律神経の調整にも役立ちます。
むしろ、そういう時間は病院での治療には含まれていません。ならばヨガで確保しましょう!

特に膠原病の方々は、激しい運動を禁止されているのと、ちょっとぶつけるだけで内出血を起こしてしまいます。しかし、ヨガでやる四つんばいのポーズや犬のポーズなどもアレンジをして簡略化した方法で行うことができるのです。
2011.02.01 Tuesday 14:59 | 膠原病とヨガ | - | -