ヨガとメタボリック:肩甲骨が決めて

メタボ対策に、ジョギングやウォーキングが推奨されているにもかかわらず、「肩甲骨」の動かし方がうまくいかないと、ジョギングもウォーキングもすぐつらく感じられてしまい、数日しか続かないという結果に陥ってしまいます。
肩甲骨とは背中の左右にある、逆三角形の骨のことです。この周辺の筋肉は、他の部分の筋肉と異なり、細かい深部の筋肉で支えられ、こりを感じるセンサーとなる靭帯や腱がないので、凝り固まって動きが悪くなっても自覚症状がでるのに時間がかかります。そのため、いつの間にか凝っている、という感覚が起こりやすいのです。また、デスクワークや車の運転の多い現代生活では腕を前に出す姿勢に偏りやすいのです。

この肩甲骨がスムースに動かないことが、歩いたり走ったりするときのフォームの崩れにつながりやすく、競技に限らず日常生活でも不具合を感じたりすることさえあります。

では、どのようにしたら肩甲骨をほぐし滑らかな動きを取り戻すことができるのでしょうか。まず、歩いたり走ったりするときの意識として腕を前に降り出すのではなく、後ろに引くように意識するといいでしょう。これは肩甲骨だけではなく、骨盤にもいい影響を与えるので、自然とフォーム全体が美しくなる効果があります。

一方で、Yoga Fit ® のウォーミングアップ・メニューである ムーン・フラワーという動きは、肩甲骨を引き寄せる動きと、脚のスクワットと呼吸を連動させた手軽なエクササイズです。脚を四股を踏む歩幅に開き、背筋を伸ばし、息を吸いながら手のひらを正面を向け 両腕をまっすぐに挙げます。息を吐きながら腰を垂直に下ろし(スクワット)一方ひじをゆっくり曲げながら下ろし、肩甲骨を中央に寄せていくことを意識します。気をつけるのは、腕を身体の真横の位置で動かすこと。肘が前に来てしまうと肩甲骨が動かないばかりか、胸も狭まってしまいます。胸を開くこと、肘を後ろに下げることで肩甲骨周辺の筋肉がよくほぐれます。また、スクワットのときは腰は真すぐ下に下ろします。深く沈み込む必要はありません。お尻が後ろに突き出ないぐらいのところまでで十分です。

このムーンフラワーを少しやってから歩いたり走ったりすると、肩甲骨が動きやすく、また下肢も軽くなっていることを感じられるでしょう。ランナー、ウォーカーだけでなく、自転車にもいい運動です。肩こりに密接に関わる肩甲骨ですが、むしろうまく動かすことを覚えてしまえば、快適な毎日が始まります。

2008.09.30 Tuesday 08:54 | ヨガとメタボリック | - | trackbacks(0)

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