介護施設で行うヨガ:センサリー・モーター・アネムジアを遅らせよう

介護に携わる方々にヨガを楽しんでいただきたい、と思います。少し専門的なお話を・・

老化のキーワード:センサリーモーターアムネジア
 

私たちの身体の感覚運動システムは常に、日々のストレスやトラウマに反応しながら、筋肉の反 射を起こしています。この反射が繰り返し刺激されることで、筋肉の収縮を習慣化し、意識的に楽にすることができないほどになってしまいます。

この筋肉の収縮があまりにも無意識になってしまうと、最終的には、どうやって楽に動かすことができるのかを忘れてしまいます。その結果、身体は堅くなったり、痛くなったり、運動が制限されてしまいます。この習慣化された状態を、セン サリーモーターアムネジア(sensory-motor amnesia)といって、特定の筋肉群の感覚やコントロー ルの仕方を忘れてしまう、一種の記憶喪失になります。

これが中枢神経系で起こるので、気づかないうちに、非常に重要な部分に影響をおよぼしていることになります。自分自身で身体を動かすイメージや、体験できる能力の大部分が、センサリーモーターアムネジアによって消されてしまいます。そしてこれが原因で、副作用つまり老化が起こり始めるのです。

ですから、認知症になっても身体を楽しく動かす感覚を呼び覚ましていくことは老化を送らせる上で非常に有効です。身体だけを動かそうとしても、なかなか動くものではありません。呼吸に合わせて動かすことで、気持ちよさが甦ってきます。もちろん認知症の方のみならず、介護をされる方々の疲れも癒していけたらと思います。
2009.09.19 Saturday 15:43 | ヨガと認知症 | comments(0) | trackbacks(0)

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