女性職場の男性のストレス緩和に:男性看護士さん、男性保育士さん向けのヨガ

発売中のアエラで、女性職場で働く男性のストレスについて書かれていました。ストレスにいいと言われるヨガは女性のもの・・男性がやれたとしても、それは身体が柔らかい特別な人だけ・・とあきらめていませんか?そんなことありません。むしろ、先日も書きましたが、ヨガだけはあきらめる必要のある人がいないボディワークなんです。

男性の80%がお尻がかたく、それによってヨガをあきらめていると言われています。
お尻がかたければ、他のポーズを楽しみましょう!お尻はゆっくりゆるめていけばいいんです。

男性の逞しい胸と二の腕をストレッチしながら、ストレスを緩和しましょう。
鵜のポーズ、と名前がついていますが、私は「自信の扉パタパタ」と呼ぶこともあります。
ヨガには難しい名前がついており、クラスなどに参加するときはポーズの名前を覚えないと・・いう意見もありますが、ヨガは自分のためのもの。自分が覚えやすければ、自分がやる気になればいいんです、と思っています。

椅子やベッド(介護の現場にいる方は、患者さんと一緒にやってみませんか)に腰掛け、手のひらを上に向け腕を前に伸ばします。そのまま肘を90度に折ります。手のひらは自分の方を向いています。その姿勢から、鼻から息を大きく吸って両腕を肩から観音開きのように開きます。手のひらは今度は、前を向きます。肘が肩のラインから落ちないように、多くの人が肩をすくめがちなので、まずは首をリラックスしましょう。鼻から息を大きく吐きながら、元に戻します。

最初は大きく開かないかもしれませんが、小さく始めましょう。腕と胸の筋肉を鍛え、リンパの流れもよくするポーズと言われています。胸を開くことで、自信を取り戻し、心も明るくなります。 

そして、もし腕が重いなー、と感じた方は、一度脇の下を揉んでみて、それからもう一度行なってみてください。あれっ?と思うはずです。

肩が少し疲れましたか?そうしたら、息を吸いながら肩を少しすくめて、後ろにぐいっとひき、息を吐きながらストン、と落とします。
さあ、自慢の胸板と、逞しい二の腕を頼りにしている患者さんに思いっきり頼られましょう。


2009.03.15 Sunday 18:38 | 介護・看護の現場で | - | -