クロストレーニングとしてのヨガ指導者養成講座(野球編)
2012.02.07 Tuesday
クロストレーニングとは本来、専門競技の競技力向上やオーバーユースによる怪我の防止、オフシーズンのフィットネスレベルの維持、心理的休息などを目的に、さまざまな種類のエクササイズや専門以外のスポーツ競技を合理的に組み合わせていくトレーニング方法のことを言います。
そこから派生し、スポーツのみならず仕事や教育現場での戦略的取組みとして用いられることもあります。
視点を変えたトレーニングを取り入れることで普段養うことが難しいとされる能力を引き出すことができます。
リフレッシュ効果をかねることも必要なので、選んだものが楽しめる運動種目かということも重要です。
近年、ヨガをクロストレーニングとして取り入れるアスリートが増えていますが、ヨガがスポーツ選手に与える影響として、
身体面では
怪我を防ぐ
回復を早める
体軸を強化する
柔軟性を高める
バランス力を向上する
身体のコントロール力を上げる
筋肉の左右の均衡
筋肉の無理のないストレッチ
腰痛の緩和
身体のリラクゼーション
エネルギーレベルを上げる
酸素摂取量を増やす
メンタル面では
本番に調子をピークにもってくる
精神力を研ぎすます
競争社会の中でリラックスしていられる平常心
集中力を高める
空間認識力の向上
呼吸への意識
不安やストレスの軽減
パフォーマンスへの不安を減らす
こころを穏やかにする
呼吸と身体をつなげる
眠りの質を上げる
ということが広く知られています。
多くの選手が、身体への影響よりメンタル面でのメリットをあげていることも興味深いものです。
日本でも、ヨガがアスリートや子供の部活動によさそうだと思われながら、まだ普及が進んでいない背景には、具体的な事例や方法論が確立されていないことがあります。
本講座では、ヨガをスポーツトレーニングの現場で取り入れていくノウハウについて、今回は野球を例にとりながら学んでいきたいと思います。教える指導者が増えていけば、学ぶ競技者も増えていきます。日本でも、ヨガでスポーツをもっと楽しむアスリートが増えていくことを願い、その普及をめざし本講座を展開していきたいと思います。
参加にあたっては、ヨガの指導経験は問いません。ヨガとスポーツの関係を知りたい、少年チームに取り入れたいんだけど・・、主人のチームで教えてみたいのですが・・など、様々なバックグラウンドの方が集っていただけることを希望します。もちろん、授業では野球以外のスポーツに関するご質問にもお答えいたします。
クロストレーニングについてもっとお知りになりたい方はこちらをご覧下さい。
http://medical-yoga.luna-works.com/crosstraining/index.html
【講座内容】
- 野球選手の特徴
- ヨガの狙い
- 安全のために いつ、どこで、どんなことを
- クロストレーニングとして大切なこと
- スポーツとチャクラについて
- 少年野球(野球肘、野球肩の予防に)
【開催日・時間】2012 年3月23日(金)13:30-16:30 (3時間)
【定員】15名
【参加費】24,000円
【持ち物】動きやすい服装、タオル、ヨガマット
申し込みは下記Lotus 8 殿のウェブサイトより直接お願いします。
http://www.lotus8.co.jp/workshop/746-7012.html