ヨガと断捨離

「断捨離」がヨガから来た言葉と聞いて、私も主婦として、母として、実践あるのみと思い、昨日は意を決して「ライフオーガナイザー2級講座」を受講してきました。

ヨガ=「私たちの幸せな生き方を支える手段」と考えると、現代社会に生きる私たち、なかなか山奥にこもって修行をするというわけにはいきません。まずは身近な家庭から、そしてまずは目の前の家族から、幸せにしていかなくては・・・

主人との新婚生活もあっという間、親子三人分の家事はどんどん私の処理能力を超えていきそうです。家の中が散らかっているとストレスがたまる・・・そのためには私自身のプロセッサーを増強しなくては!と、元半導体の仕事に携わっていた私なりの志です。

ライフオーガナイズのエッセンスはニーチェの次の言葉に要約されると言います。
「This is my way. What is your way. THE way does not exist」つまり、これといったやり方はないのだ(だから自分なりのやり方を見つけなければならない)」というものでした。ヨガもそうだと思います。

ライフオーガナイザーの仕事は空間の整理整頓の指導ではなく、思考や価値観の整理整頓の手助けなのだということにも、ヨガとの共通点を見いだせそうでした。私たちもポーズや呼吸法を通じながら、その先にある生徒さん一人一人の気づきのお手伝いをさせていただいているのだと思います。ごみ屋敷の問題はゴミ処理の問題ではなく、溜め込んでしまう人の心のつかえの問題だ、ということが以前NHKのクローズアップ現代やNHKスペシャルで取り上げられていましたが、ものも情報も溜め込みがちな私たち現代人にとって、もはや溜め込まないスキルもこれからは教育の一つになっていくのでしょうか。

また、ものの整理における「右脳」と「左脳」の使われ方についても学びました。私はインプットは右脳、アウトプットは左脳寄りなそうです。感覚的に学び、理屈でアウトプット。選ぶ本、テキストの作り方、何となく、納得・・・。

とても勉強になりました。
ヨガを生活という側面から考える「クロストレーニング」にもなりました。
今年の年末大掃除は我が家も「断捨離」決行です!

岡部朋子赤ちゃんと朝ヨガ
2010.12.16 Thursday 17:54 | ヨガと断捨離 | - | -