今日はこちらのサイト「Dear Woman」のご紹介です。
乳がんのリハビリにヨガが効果的なのは当ブログでもご紹介させていただいておりますが、一方で、ヨガをしている方々にも、もっと乳がん検診への意識を持っていただきたい、というメッセージをいただいております。
ヨガを愛することは、女性であれば女性としての自分の生を大切にすること、そしてそれは周りの人をも愛することにつながります。
「更年期から始めるヨガ」コラム掲載いただきました。
こちらもよろしければご覧下さい。
***Dear Woman 様 掲載記事の内容はこちら***
「ヨガが女性の不調全般にいいらしい」 「エクササイズが更年期の症状を和らげる」などと聞いても、ではいったいどこから始めたらいいのか、と迷われている方も多いと思います。あるいは「エクササイズは続かなくて・・・」「ヨガは身体が硬いから無理・・」と尻込みされている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
更年期こそヨガを始めるベストタイミング
実は更年期はヨガを始めるのに一番いいタイミングだと言われています。
もちろん若い頃からヨガに親しむチャンスがあることにこしたことはないのですが、ヨガという考え方の恩恵を最も享受できるのは、子供を授かったとき、そして更年期のように、いわば女性に取ってこれまでの生活や環境ががらりと変わってしまう「ライフタイム・チェンジ」の時期なのです。
これまで自分が重きを置いてきた価値観や信じてきたものが、自分を裏切るかのように変わっていくかもしれません。そういう局面でこそあらためて見つめ直せる何かを、ゆっくりと時間をかけて考えられる、いわば「神様がくれた夏休み」であるとも言えます。
今まで忙しくて、子供や旦那さんのため、あるいは仕事のためばかりに費やしてきた時間を、今は自分のために使いなさいと言われているんだな、と思いちょっと回り道するぐらいの気持ちでヨガを始めていただけたらと思います。
比べられない裏技で気楽に参加!
ヨガのクラスでよく先生が言うことに「隣の人と比べないでいいんですよ」「無理をしないで、自分のペースで」「自分の身体の声を聴いて」というのがあります。そうはいっても更年期専門のクラスでない限り、どうしても隣の人ができているポーズが気になるもの。自分ができないことばかりに気を取られてしまいます。そこでお薦めしたいのが、クラスが始まる前に「自分は今、更年期であまり体調は良くないけれど、ヨガがいいって聞いたので来てみました」と思い切ってインストラクターの先生に話しかけてみましょう。インストラクターの先生は皆ヨガが女性のいいことを知っています。何も言わずに参加すればもしかして、もっと手を挙げて、と話しかけてくるかもしれませんが、きちんとお話ししておくことによって、皆さんは自分のペースでヨガを楽しんでいいのです。
身体が硬くても楽しめるコツ
ポイントは4つあります。足首、膝の裏、脇の下、首の前をひたすら揉んでから(足首は回してから)クラスに参加してみましょう。
驚くほど関節の可動域が高まります。
こう考えると楽になります。
- ヨガはストレッチではない。
- ヨガは心と身体にスペースをつくる時間。
- 身体にスペースができてくると、
- 心にもスペースができてきます。
なかなか続かないときは・・お土産ポーズ
そうはいっても1時間のクラスは長いし、なかなか気力体力ともに続かないわ・・という場合もあります。そんな時は、一つクラスで覚えることのできたポーズを「お土産ポーズ」として持ち帰って、自宅でやってみましょう。更年期ヨガが盛んな北米ですら、悩みを抱えた女性たちが皆、開眼したかのようにヨガ教室に通っているわけではありません。クラスで覚えた「これならできる」というポーズを細く長く続けているうちに症状が緩和した、という声の方が意外と多いものです。